思考経路を知っておくことも必要なのです。
様々な人の考え方を吸収する
人によって、考え方は様々です。
同じような考え方は横に置いておいて、自分とは異なる考え方に着目して、どのように考えているのか、なぜそのように考えるのかなど、様々な人の多様な考え方を知ってそれを自分なりに吸収するのです。
そして、自分の中で考える時に活かすのです。
本を読む
インターネットが普及している今、若い人に改めて本を読むことを勧めてもけげんな顔をして不思議がることでしょう。
しかし、世界の著名人の多くは読書が好きなのです。
IT関係で有名なビル・ゲイツさんも、忙しい中でも年間に50冊程の本を読むようです。
いわゆる成功者と言われる人は、やはり読書が好きなようです。
では、読書の何が魅力的なのでしょう。
それは、ひとつは語彙力が高まることです。
単に言葉を知るだけでなく使い方を覚えることができる点です。
これは教養として身に付くのです。
ネットでは意味は分かりますが、使い方が分からないことが多いのです。
読書は、客観的に物事を考えることができて、これが気付くための原動力にもなるのです。
偉人と呼ばれる人の自伝を読むと、その人の考え方が身に付くのです。
その人のひらめきの過程や具体的な気付きについて学ぶことができるのです。
読書は、気付きの原点でもあるのです。
アドバイスを聞く
先ほどの読書と同じで、先輩やらその道のベテランの人に的確なアドバイスを受けることも非常に効果があります。
自分が気付けなかったことも、既に経験していることがあるからです。
自分の気付きをサポートしてくれるのです。
アドバイスを聞くことは何かの気付きを見出すための参考になるのです。
気付くことが上手な人に聞いてみよう!
気付くための工夫もあるようです。
気付くことが上手な人の行動や会話をよく観察するのも大事なことですが、思い切って聞いてみることも良いと思います。
上司などは参考になるかも?
上司は、経験も豊富だし知識も十分のはずです。
上司がどのようなところに着目して、どのように考えていくのかも参考にすればよいのです。
気付く人になろう!
ご近所の家が建て替えのために取り壊しをすれば、すっかり更地になって誰でも気が付くはずです。
しかし、その家に住む人だけが替われば、よほど親しくなければ気付かないかも知れません。
その家の前を行き来するなら、新しい顔を見ると挨拶もするのでそのうちに分かりますが、マンションの同じフロア―でも、めったに会わないお宅なら、長らく知らないままになってしまいます。
しかし、気付く人なら玄関の表札を見たり、郵便受けの名前やゴミ出しの様子を見てすぐに気付くことができるのです。
仕事や恋愛、人間関係でも、大きな変化なら誰でも気が付きますが、小さな変化に気付けるかどうかが人生を変えることにも繋がるようです。
大きな気付きではなく、ちょっとした気付きで良いのです。
このちょっとした気付きで意識も少し変化し、この気付きからいろんなことを学ぶことができるのです。
そして、気付く力を意識するようになれば、自分自身を客観的に見つめることもできてきて、自分の成長にも気付くことができるのです。
自分の成長に気付くと、毎日の生活も楽しく感じるようになって、イキイキとしてくるのです。