CoCoSiA(ココシア)

いろんなことに気づく人の6つの特徴...(続き5)

そんな苦情を集めておいて、順次改善していくことにしたのです。

すると徐々にお客様が戻ってきて、賑わうようになったそうです。

どうやったら生のお客様の声が聞けるかということを考えて気付いた方法だったのです。

何かを追求したい時には、ちょっとした気付きが重要だということです。

気付く力を鍛えるにはどうすればいい?

これまでに書いてきたように、気付く力が強いとビジネスでも研究でも、男女の恋愛でも有利になることは間違いありません。

他人やライバルよりも早く気付けば、より早く行動ができて先手を打つことができるからです。

戦場でも、何かの試合でも、戦力的に不利な状況でも先制攻撃を仕掛けることで有利に立つこともできるのです。

ライバル会社が目をつけている最新技術も、それに早くから気付いていればその技術を横取りすることも可能なのです。

ライバルと取り合いしている彼女がいれば、彼女が欲しがっている物や興味があるイベントに気付けば、ライバルよりも先にプレゼントをしたりデートに誘うことも容易です。

ビジネスでも、現在のテーマを推進するにあたっての会議が開催されると決まれば、多分新しいアイデアに行き詰っていると気付けば、それの対応を準備して参加すれば、上司の信頼も高くなって評価も上がるはずです。

このように大事な気付く力は、どのように鍛えれば良いのでしょうか。

考え方を変える

気付く力と言うのは、目に見える範囲のことを細かく観察する事ではありません。

それなら、ちょっと注意して観察すると誰しも分かることです。

気付くとは、その観察したことから分かること以外に、目に見えないものを感じ取ること、つまり洞察することなのです。

昔のことわざに「一を聞いて十を知る」というのがあります。

「物事の一端を聞いただけでその全体を理解するほど聡明であること」つまり、察しが良いことを表現したものです。

気付くということも、現象の一端を見て状況を判断できる能力があることなのです。

今までの流れとは異なる方向を見ることでもあります。

つまり、考え方を変えてみるということなのです。

そこに、気付きのポイントが何かあるはずです。

なるべく視野を広く持つように考える

狭い範囲しか見ていないと、現象の一端を見ても全体像は想像することもできません。

日頃から、視野を広く持って見たり考えたりする習慣を持つことが重要です。

いろんな情報を多角的に集めておくことも大切です。

1つの考え方ではなく様々な考え方をするよう悩む

現実に起こることは、簡単な小学生の算数のように誰もがすぐに理解できるようなことばかりではありません。

複雑な要因が重なっていることも多いのです。

そんな問題を解決するには、ひと通りの数式や方法だけでは上手く行きません。

様々な解決法が考えられるのです。

気付く力を鍛えるには、1つの考え方だけに囚われずに、様々な考え方にチャレンジすることが大事です。

たとえ上手く解決しなくても、悩むことから気付きの力が鍛えられるのです。

まずは、悩んで考えて苦しむことを経験することです。

他の人の意見を聞く

ひとつのテーマを何人かで議論しても、様々な意見やアイデアが出てきます。

自分とはこれまでの生きざまや経験、環境が違っているので当然のことです。

どのような背景から意見が出て来たのかも興味があるものです。

そこに気付きの原点があるからです。

他の人はどの様にして気付くのかを聞いてみる

他の人は、どのように受け止めてどのようにして気付くのかを聞いてみることも大切です。