全ての人に好かれる、それは難易度が高い、と言うよりも不可能に近いです。
それをわかっていても、人に嫌われると言うのは、心なしか傷つくものです。
「ある一定の人」に嫌われることで、自分の立場がなくなってしまうなどの「恐れる事態」が現実になることを避けたいようです。
その「ある一定の人」は、そんなに簡単にあなたを見限るような人ですか?
ただ単に、あなたが自分を過小評価し過ぎていたり、相手のことを信じ切れていない気持ちの表れではないでしょうか?
9.親や上司が忖度ばかりしていた
9個目は、「親や上司が忖度ばかりしていた」です。
親や上司など、身近な人が忖度ばかりしていたのを目の当たりにしていたことによって、自分も同じように忖度ばかりするようになってしまったようです。
確かに、周りがしていることは「やっても良いこと」「やって当然」なとど思ってしまうのも無理もないことかもしれません。
とは言え、親や上司を「反面教師」にすると言う選択肢もあるだけに、それを選ばなかったことにも問題があるとも言えます。
「親は親」「上司は上司」、自分はコピーではないと言う自覚を持った方が良いでしょう。
もちろん、良いところは良いところとして学び、悪いところは自己流で良い方向に持っていく姿勢が理想と言えます。
身近な人と言った「限定的な世界」にとらわれずに、もっと広い視野を持ちましょう。
10.義理と人情を大切にしている
10個目は、「義理と人情を大切にしている」です。
これは、一見良いことに思えますよね?
義理難く、人情味にあふれているからこそ、相手の意向を推し量ることができる、すなわち「忖度ができる」と言う構図です。
相手のことを考えなければできないことなので、良いことと言うのも一理あるでしょう。
人とのつながりを大切に思う気持ちが強く見て取れます。
とは言え、その気持ちが強くなりすぎると、自分を犠牲にしてまで忖度を選択すると言った極端な選択を選んでしまう人もいます。
相手は、あなたが犠牲になってまで自分を優先してほしいと思うでしょうか?
相手のためにと忖度することが、自己満足で終わらないようにしたいですね。
11.自分が巻き込まれる争いごとが嫌い
11個目は、「自分が巻き込まれる争いごとが嫌い」です。
好戦的な人はともかく、ほとんどの人は争いごとを避けたいと思うのではないでしょうか?
まして、争いごとに巻き込まれるなどと言うことは、災難極まりないことです。
争いごとと言う名の嵐が過ぎ去るまで、ひたすら大人しく耐え忍び、自分に火の粉が飛んでこないように注意を払うようです。
自分が争いごとに巻き込まれるくらいなら、忖度をしないで「見て見ぬふり」を貫く人もいるでしょう。
ひとたび争いごとに巻き込まれてしまうと、いつの間にか中心にまで巻き込まれてしまい、抜け出したくても抜け出せない悪循環に陥ることもあります。
なので、自分を犠牲にしてまでする忖度は必要ないと言えます。
12.よく気がきくねと言われる
12個目は、「よく気がきくねと言われる」です。
忖度は「他人の気持ちを推し量ること」、すなわち、よく気がつくようでなければできないことです。
細かいところまでいち早く気がついて、すぐに行動に移せる人こそ、「よく気がきくね」と言われる所以と言えるでしょう。
相手に気遣いができる人は、普段から親切な人です。
なので、付け焼刃な思いやりや親切では必ずボロがでます。
相手の立場に立つことができる人、相手にとって何が良いのかを考えられる人こそ、忖度の良いところを反映していると言えますね。
13.精神的に疲れている
13個目は、「精神的に疲れている」です。
忖度することで、相手との帳尻が取れるものの、常に相手を優先することが当たり前になってしまいます。