ダンスというとあなたはどのような印象を持っていますか?
曲ごとに難しい振り付けをして、そしてかっこよくキメている・・・。
そんなイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
パラパラは難しいという点を除けば、他のダンスと同じになります。
曲ごとに振り付けが違いますが、単純な動きを繰り返すのでコツと一瞬でもそのパラパラを覚えることが出来れば、どんなパラパラ初心者でも最後まで踊り通すことが出来るんですよね。
曲ごとにダンスの振り付けが異なる・・・と聞くと「そんなにパラパラを踊る曲があるの!?」なんて思われるかもしれないですね。
記事の後半では、パラパラでぜひとも踊って欲しい曲をいくつかお伝えしているのでそちらもチェックしてみてください。
それ以外にも、あなたがいつも聴いているような、またはあなたが好きなアーティストの曲をパラパラ風にしているなんてのもよくあることです。
パラパラはどんな踊り方?
パラパラは、ダンスの一種だとお伝えしましたね。
同じようなダンスを繰り返す・・・とはいっても、リズム感がないと自覚している方にとっては、どんなに簡単なダンスでもなかなか覚えることが出来ないもの。
しかし、パラパラは音感がなくてもリズム感がなくても誰でも簡単に踊ることが出来るダンスになります。
踊り方の特徴
パラパラがどんな踊りなのかますます気になってしまいますよね!ずばり、パラパラは上半身と下半身それぞれ別のダンスをするものを指しています。
上半身と下半身が別々と聞くと難しそうな感じがしますが、そんなに難しくはありません。
上半身と下半身の動きは分かれていますが、それぞれ一定のリズムで単純な踊りを繰り返すので一度その世界に入ることが出来れば、最後まで踊り続けることが出来るものになっています。
上半身では、だいたい2拍~8拍のリズムで腕や手を中心として踊ります。
また、このような上半身のダンスのことをパラパラでは”パーツ”と呼んでいます。
上半身を動かしたまま下半身を動かすなんて、難しいように感じられますよね。
パラパラにおける下半身の動きは、左右異動を繰り返す”2ステップ”とよばれるものなので、ただ左右に異動していればいいだけになるんです。
上半身の動きがどんなに複雑になったとしても下半身は2ステップで左右をいったりきたりしていればいいだけなので、簡単に踊れてしまいます。もちろんジャンプなんかもありません。
パラパラを踊る場所とは?
これまでにパラパラとは基本的にどのようなものを示しているのか、そしてどのような踊りの特徴を持っているのかについてお伝えしました。
1980年代にパラパラが発祥し、そして当時のパラパラを踊っていた人達というのはいったいどこでパラパラを踊っていたのでしょうか?
現代社会でダンスを極めている若者たちというのは、ダンスフロアを貸しきってダンス練習をしていたり、または学生さんであれば学校の体育館だとか、大きな公園など(代々木公園など)で踊っていることが多いですよね。
パラパラという単純な踊りをするダンスであっても、若者たちは現代の若者のようにひとりでパラパラをするということはほぼありえませんでした。
ディスコやクラブ
パラパラ世代の人達は、ディスコやクラブでパラパラを踊っている人が多かったんです!もちろん別の場所で踊ることもありましたが、主にディスコやクラブで踊られていました。
ディスコやクラブというのは、まさに高度経済成長期に急成長した施設ですね。
現代でもまだありますが、その当時に比べると規模も数もとても減ってしまっています。
そのため、あまりディスコやクラブを想像できないという方もいるのではないでしょうか。
ディスコやクラブというのは、普通の声では会話が出来ないくらいに大きな音楽が流れており(しかもかなりウーハー・重低音がきいたもの)、来た人はお酒を飲んだり、踊ったりしてその場所を過ごします。
そのように四六時中音楽が流れているのですから、四六時中パラパラを踊っていた人もいます。
隣には見知らぬ人がいてもお互いに思いっきりパラパラを踊る・・・そんな空間でした。
現代では、少しでも見知らぬ人がいると避けてしまう人が増えてしまったので想像しがたいかもしれないですね。
そこで運命の人との出会いを果たした人、パラパラを通じて恋愛結婚をした人も少なくありません。
集団で踊ることが多い
パラパラって他のダンスに比べて”孤独なダンス”のような気がしてしまいませんか?
それは、単純な動きを繰り返しますし、人によっては無表情のままで踊り続けるからなんですよね。