今年はタウンファッションでもワンピースが大流行です。
ファッションの傾向がカジュアル化、ビッグシルエットへとどんどん進んでいるので、ゆったりしたワンピースが人気になっています。
部屋着のワンピースは頭からかぶるタイプ、あっても前に少しだけボタンがあるタイプがいいですね。
後ろファスナーなどのものはちょっとやっかいです。
ワンピースと言っても、ミニとロングでは印象がずいぶん違います。
ミニ、ロングどちらにしても一枚で着ていいですし、冬場はレギンスを下にはいてもいいですね。
ここ数年パンツもワイドになってきています。
ゆったりしたワンピースの下にワイドパンツをはくのもかわいいですが、男子は身体の線をあまり隠してしまうものは好きではない傾向がありますよ。
もこもこルームウェア
部屋着としてもこもこタイプは肌触りも優しくて女子には人気です。
ただ、先にもお話ししたように、実は男子受けがあまり良くないのです。
身体の線を出しすぎるのも、「何を期待しているんだ」となりますが、隠しすぎるのも人気がありません。
だらしなく見えるようです。
でも、優しい気持ちになれるフワフワモコモコルームウェアはやっぱりはずせません。
そこで、全身をモコモコにせず、モコモコパーカーにして、下はレギンスにしてみるか、上下ともモコモコなら下はショートパンツにしてみましょう。
モコモコパーカーとダボっとしたスウェットパンツというのは避けたいものです。
パジャマ
部屋着と寝巻は違いますよ。
寝巻は眠りにつくときのウェア、部屋着はお部屋で過ごすときのウェアです。
ただ、家にいるとき夜寝る前にわざわざ着替えるのは面倒くさいということで、部屋着でもあり寝巻でもあるというウェアが便利です。
衛生面からも部屋着と寝巻は分けることをおすすめはします。
パジャマは寝巻に分類されます。
パジャマの定番は上下セットで、襟付き襟なしなどがあります。
コットンやシルク、フランネル、パイル生地、混紡など比較的薄手の生地でできているものです。
私たちは寝ている間にコップ一杯の汗をかくそうですから、吸湿性の良いコットン、ガーゼ素材のパジャマはとても理にかなっています。
以前、ポリエステルだかアクリル100%のパジャマをどこかのお土産だといっていただいたことがあるのですが、蒸れてしまって、それはそれは不快でした。
化学繊維で吸湿性に優れた生地も開発されているので、天然素材でないといけないというわけではありませんが、パジャマなど寝巻を購入するときは素材にも気をつけてくださいね。
麻やシルクも吸湿性にとても優れています。
シルクは肌触りも滑らかで寝心地は抜群ですが、シルクのパジャマはお値段もそれなりにしますよ。
麻は吸湿性に優れていますが、肌触りがシャリシャリ感がしやすいですね。
コストパフォーマンス、肌触りなどから考えると一般的なコットンパジャマは最高ですね。
また、眠っている間の新陳代謝で、汗だけでなく皮脂もパジャマにくっついてしまいます。
コットンは水との相性が良い親和性素材です。
お洗濯の時水と一緒に皮脂も取れやすいのです。
一方ポリエステルは、親油性素材です。
油とくっつこうとする性質があるポリエステルは皮脂汚れが取れにくくなります。
ただし、難点がないわけではありません。
吸水性が高いということは水分を取り込む力があるということです。
ということはお洗濯をしたら乾きにくいということになります。
ポリエステルは繊維と繊維の間を水分が通過しているだけで、繊維自体は水分を取り込んでいるわけでなないのです。