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夜行性の生き物24選(続き2)

しかし鳥といえば昼間にツバメや雀、白鷺などを見かけますよね。

空を飛んでいる鳥も夜よりも昼間のほうが多いイメージがあります。

鳥の仲間で夜間に生活をしているのは、一体どんな鳥なのでしょう?

フクロウ


鳥類で夜行性動物として有名なものといえば、フクロウです。

夜行性とはいえ、動物園などで見かけたことのある人も多いかもしれませんね。

フクロウといえば、頭も顔の輪郭も丸く目は大きいのでとても愛らしい鳥です。

夜行性なので、暗闇でも周りがよく見えるように眼球が大きく発達しているようです。

フクロウをモチーフにしたキャラクターなども多く、普段の生活では木の枝で待ち伏せて音もなく美しく飛び、そのまま獲物に飛び掛かるということから「森の忍者」とも呼ばれているようです。

愛らしい体つきとは裏腹に、器用な動きができるなんてすごいですよね。

生物の中で、動物に比べて体の小さい虫でさえも夜行性のものがいます。

虫に至っては女性は苦手という人も多いでしょう。

できれは昼間にあまり目につきたくない…でも夜でもたまに見かけてしまうという人もいると思います。

そんな夜間に盛んに活動している虫たちですが、よく見かけるものばかりなので、夜行性と聞いて納得する人が多いかもしれません。

それでは、ご紹介していきます。

蛾が夜行性というのは意外ではないでしょうか?

昼間に飛んでいるのは蝶々で、夜中によく電気の周りに見かけるパタパタと舞ってるのは蝶々ではなく蛾だということになりますね。

蛾は種類がとても豊富で、具体的にはアゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科に分かれています。

蝶々ととてもよく似ているのですが、日本にいる蝶の仲間である昆虫が約3,500種類も存在し、その中には蝶々は250種類しかいません。

その他はすべて蛾に分類されるため、蝶々だと思っていた昆虫がじつは蛾だったということもありそうですよね…。

色彩鮮やかな羽を持つ蛾も多いため、その分類は難しいと思いますが、蛾は夜行性であることだけを覚えておいてください。

カブトムシ


幼児期の子供たちの大好きな昆虫といえばカブトムシです!

そんなカブトムシも夜間にのみ活動する夜行性生物だったりします。

カブトムシはクヌギ、ニレ、ヤナギ、ナラ、タブなどの雑林林に生息していて、木の樹液を飲んで生きています。

夜行性のため昼間はたいてい姿を見せてくれないのですが、夜間になると光のある方向に集まるといわれています。

もしもカブトムシを採集したいならば、昼間のうちに甘い蜜などを仕掛けておいて暗くなってから確認すると良いでしょう。

羽で飛ぶことができるので、人の動きにも敏感なため注意を払いながら近づきましょう。

クワガタムシ

カブトムシ同様に幼児期の子供たちが大好きなのがクワガタムシです。

クワガタは雄に角が生えているのが特徴的で、その人気ぶりから種類によっては昆虫ファンの間で1匹数千円から数万円で売買されることもあるそうです。

クワガタもカブトムシ同様に、夜行性で夜間には光のあるところを好む傾向があります。

しかし、クワガタの種類はとても豊富で39種類生息している中で「ルリクワガタ類」や「ヒメオオクワガタ」という品種は、夜行性ではなく日中活動していたりもします。

品種によって活動している地域も異なるため、それゆえの気質の違いなのかもしれません。

コオロギ

夏といえばコオロギ科のスズムシの声が印象的ですよね。

コオロギ科にはスズムシ以外にもマツムシ、ケラなどがいますが、主に田畑、草原、森林、人家の周囲などの地上に生息しています!

コオロギは夏の夜に綺麗な声で泣いている印象があると思いますが、まさにこちらのコオロギも夜行性生物なのです。