スーパーなどで見かけるときはニホンウナギの半分の価格で販売されていることもありますが、やはり美味しさはニホンウナギが1番だというファンも多いようです。
ウナギの文化は古く、江戸時代から人気があった食材でもあるのですが、じつはこちらのウナギも夜行性生物に分類されています。
捕獲の仕方もアナゴととてもよく似ていて、比較的漁のしやすい魚かもしれません。
しかし食材としてはニホンウナギは高級でもあるので、最近は養殖などもされているようです。
ウツボ
ウツボは温暖な地域の浅い海に生息している魚です。
こちらも夜行性生物に分類されており、サンゴ礁や岩礁に生息していることが多いようです。
見た目はおっとりとして見えますが、鋭い歯と大きな口を持つ大型肉食魚でもあります。
強力な嗅覚を持っており、少しなら水の中じゃなくても生きていることができるため、岩場などに上がってきたりすることもあるようです。
その場合、鋭い歯で噛み付くこともあるため注意が必要です。
基本的には海の中に巣穴を作っていてそこからあまり動きません、しかし、夜行性のため夜になると海底近くを泳ぎ回るようになります。
ウツボは気性の荒い魚でもあり、海の中で自分の身を守るために他の魚などが近づいてくると大きな口を開けて威嚇します。
そして、それでも敵が去らない場合は咬みつくこともあり、鋭い歯の力は相当強いともいわれています。
ナマズ
ナマズといえば、ちょっと離れがちな目とヒゲが愛らしい淡水魚です。
ナマズは見た目とは裏腹に神経質でデリケートな性格の持ち主で、突然触れられたり自分の身の危険を感じたりすると暴れたり飛び跳ねることも多いようです。
その性格故に、日本では中世以降ナマズのことを「地震を予知する魚」と噂していたそうです。
神経質でデリケートなために地震などの振動にも敏感だろうということなのでしょうね!
しかし、そんなデリケートな性格のナマズは意外にも雑食であり肉食でもあります。
なんでもよく食べるので、水の中での餌の捕獲にはとてもよく動くみたいですね。
ナマズも夜行性生物なので、昼間は流れの緩やかな平野部の河川や池沼、湖の水底などの岩陰や水草の物陰に潜んでいます!
夜行性のため、活発に活動するのは夜間になるのでそれまではひっそりと隠れているのです。
爬虫類
細長い体でニョロニョロと動く爬虫類は苦手な人も多いと思いますが、そんな爬虫類にも夜行性生物がいます。
一体どんな種類の爬虫類が夜行性なのか?詳しくご紹介していきたいと思います。
マムシ
シマヘビやアオダイショウにもよく似ているマムシは、夜行性生物として知られています。
5月から10月にかけて活動すると言われており、水田などで多く見かけることが多いです。
しかし、ときどき田畑などにもいるため、うっかり踏んだりしないように気をつけましょう。
踏んでしまったり触れてしまうと、寝ているときでも鋭く反応して噛み付く恐れがあります。
基本的に夜間に活発に活動をするので、夜間の水田はもちろん注意が必要ですが、道路などに出てくることもあるので水田に縁のない人でも夜に見かけることはあるかと思います。
毒を持っているので遭遇した場合は注意が必要です。
ハブ
ハブといえば真っ先に思い浮かぶのが「ハブ酒」だと思いますが、こちらのハブも立派な蛇で毒を持っているので注意が必要です。
主に生息しているのは沖縄や奄美大島などの暖かい地方です。
ハブの体長は100~200cmほどあり、大きい個体だと240cmもあるそうです。
毒性はマムシよりは弱いそうですが、噛まれたときの毒の量が多いようで、マムシよりも噛まれたときの毒は怖いと言っている人も多いほど日本では注意が必要な毒ヘビです。
こちらも夜行性生物ですが、冬などは昼間も活動していることが多く、活動している時間があまり読めないこともあるため、昼夜気をつける必要があるでしょう。
ハブはネズミを食べる傾向があるので、ネズミの捕獲のために活発に動いているのでしょう。
哺乳類
続いては夜行性生物でも哺乳類に分類される動物について詳しくご紹介していきたいと思います。