CoCoSiA(ココシア)

夜行性の生き物24選(続き3)

品種はこちらも様々で、乾燥地、湿地、山地、海岸など生息している環境によって見られる種類は様々です。

コオロギは夜行性で昼間は寝ているのですが、昼間は草地や石の下、穴など物陰に潜んでいることが多かったりします。

昼間は暗くて冷たいところを好んでいるということなのでしょうね。

ホタル

蛍といえば、こちらも夏の夜によく見られる昆虫ですよね。

ホタルはお尻から綺麗な光を放つのが特徴的で、夏の夜にホタルを探しにいくというファンも多いのではないでしょうか。

世界にはおよそ2000種類ものホタルが生息しているそうですが、日本で見かけるホタルはほとんどがゲンジホタルという品種になります。

初夏に見られることが多く、日本では夏の風物詩のように思っている人も多いと思います。

夜行性生物のため、夏の夜にのみ見られる幻想的な光を放ってくれます。

ゴキブリ

名前を見るのも嫌だというほど嫌いな人がほとんどではないかと思うこちらの昆虫。

生命力がとても強く、水をかけても軽く叩いただけでもなかなか死にません。

ゴキブリこそ昼夜問わず活動しているので、夜行性生物であることは言わなくてもわかるかもしれませんね。

主に夜間のほうが活動的で、食料があるところや水場を好む傾向があります。

遭遇してしまったら最後、卵を産み付けられたらその家に何匹も生息してしまうと言われているほど子孫も簡単に残していきます。

ゴキブリこそが夜行性生物のなかでも最強の昆虫と言っても過言ではないほど、生命力がとても強いのでみなさん気をつけてください。

水の中で生息している魚にも多くの夜行性生物が存在しています。

魚の種類もとても多く、川に生息している魚、海の魚、湖の魚、そして暑い地域にいる魚、寒い地方の魚など、住んでいる場所によって多くの魚が存在します。

それでは、その中で夜行性生物に分類されている代表的な魚たちについてご紹介していきたいと思います。

メバル

料理では煮付けなどが美味しいこちらのメバルは、日本の北海道から九州にかけて生息しています。

主に海岸近くの海藻が多い岩礁域を好み、そこに群れを作って棲息しています!

群れて仲間と生活しているメバルも、じつは夜行性生物のため日中は眠り、夜間になると泳いで活動しているのです。

メバルは料理をして食べても美味しい魚ですが、じつは東方地方にいるメバルには毒があるといわれていて、素手で触ると刺されて腫れてしまうことがあるので注意が必要です。

瀬戸内海や東京湾に住んでいるメバルには毒はないようなので、住んでいる地域によってメバルの気質に違いがあるのかもしれませんね。

いずれにしても触るときには気をつけましょう。

アナゴ

アナゴといえば、お寿司というイメージが強い方も多いのではないでしょうか?

アナゴのお寿司にトロッとかかった甘いタレ、そしてそこに少しだけお醤油をつけて食べるのは絶品です。

さらにアナゴの天ぷらも美味しいですよね!

このようについグルメの方向に思考がいってしまう美味しいアナゴですが、じつはこちらも夜行性生物だったりします。

アナゴの見た目はウナギにとてもよく似ていて、ニョロっとした細長い見た目をしています。

日本の浅い海の砂泥底に生息しており、夜行性なので昼間は海底の砂泥や岩の隙間に集団で潜みついています。

活動するのは夜なのですが、主にアナゴの食料として小魚や蟹や海老を捕食するために動き出します。

アナゴは夜行性といっても、入ったら出られなくなるような仕掛けさえ作れば簡単に捕獲することができるので、食料として漁もしやすいようです。

ウナギ

ウナギといえば、美味しいタレをかけてたべるウナギの蒲焼きや丼がメジャーですよね!

ウナギにも種類がいくつかあり、ニホンウナギ、オオウナギ、ヨーロッパウナギ、アメリカウナギなどそれぞれ世界で取れるウナギが19種類もあります。

日本で見かけるウナギはもちろんニホンウナギになるのですが、最近は中国産などの輸入もとても多いですよね。