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よいしょが上手い人が使う8個のテク...(続き2)

落ち込んでいる理由は人それぞれですが、相手が落ち込んでいるときには、相手に元気を取り戻してあげるようなよいしょをするのが効果的です。

例えば仕事でミスをして上司に叱られ、落ち込んでしまっている人がいれば、「上司はあなたに期待しているからキツク叱ったんだよ。自分じゃ同じミスでもそんなに言われない。」や、「ミスしたら、今度はあなたの得意分野で挽回すればいい。そうすればミスだって取り戻せる!あなたは〇〇に関しては優秀だから。」など、励ましの言葉と共に相手の良い部分をよいしょすると、相手は元気を取り戻しやすくなります。

もちろん直ぐには元気を取り戻せないこともありますが、それでもよいしょされたことで、少しは気持ちが晴れるでしょう。

暗い人に対してよいしょする

ショックな出来事があったり、悲しいことがあったりして気持ちが暗くなってしまっているときには、あまり相手の調子を無理して上げさせないように注意します。

暗くなっている人に「元気だせよ!」と言ったところですぐに元気にはなれませんし、人によってはどれだけよいしょされても、その内容がまったく頭に入ってこないこともあるでしょう。

まずは相手の話をよく聞いて、相手に心を開いてもらうことが大切です。

相手が少しでも心を開いてくれれば、こちらの言葉も耳に届きます。

そうなってから相手の調子に合わせてゆっくりとよいしょすることで、相手も気持ちを明るくさせやすくなるでしょう。

怒りっぽい人に対してする

怒りっぽい人は短気な性格をしていますので、よいしょの仕方を間違えると、余計に相手の火に油を注いでしまうことになります。

そのため、相手がどんなことで怒っているのかをしっかりと把握した上で、それ以上怒らせないように慎重によいしょしましょう。

もしよいしょが成功すれば、その場の雰囲気を和ませられますし、怒っていた人も怒りが収まってきます。

すると怒っていた当人と自分だけでなく、周囲のひとたちまでも現状から救うことができますので、怒りっぽい人に対してよいしょするときには、慎重に、かつその場の雰囲気なども考えて言葉を選びましょう。

相手の性格やリアクションの特徴をよく知ってから

よいしょする時には、相手の性格やリアクションの特徴をよく知ってから行うと最も効果的です。

例えば相手が大げさによいしょされた方が嬉しい性格をしているのに、ぼそっと一言だけよいしょしても、相手は「なんだその程度かぁ」と不満に思ってしまうかもしれません。

反対に、あまり大げさによいしょされたくない人に対して、周りに聞こえるような大声でよいしょをすると、相手には嫌がられてしまうでしょう。

よいしょは相手の性格と、よいしょされた時の相手のリアクションの特徴をきちんと把握した上で行えば失敗しにくいです。

相手をよく知らないと失敗しやすい

よいしょして失敗をする例の多くは、相手のことをよく知らずによいしょしているケースです。

相手がどんな性格で、どんなリアクションの特徴があるのかを知らずに、自分流でよいしょした結果、相手に嫌がられてしまったり、不快にさせてしまったりすることが少なくありません。

よいしょが上手な人というのは、初対面の相手に対してまず必ずいくつか言葉を交わして相手の特徴を掴もうとします。

言葉でコミュニケーションを取りながら、少しずつ相手の性格に探りを入れていき、「どんなよいしょなら嬉しいと感じるのか」を判断してから実際によいしょします。

だからこそ成功率が高く、また失敗率は低いのです。

聞き上手になろう

よいしょが上手くなりたいと思ったら、まずは聞き上手を目指しましょう。

相手の話をよく聞けるようになれば、相手の性格も把握しやすくなります。

そして相手の性格が把握できれば、それに合わせてよいしょの仕方を変えることができますので、よいしょの成功率を上げることができます。

聞き上手になるためには、基本的に会話では相手に主導権を渡しましょう。

話好きな人が相手なら、相槌を打っていれば相手の方から話の主導権を握ろうとします。

一方で、話下手な人が相手の場合には、こちらから積極的に質問をして、自分が話すのと同程度には相手にも話させるように持って行きましょう。

口下手な人でも、それなりに会話を続けていれば、次第に自分の方からも話すようになるでしょう。

よいしょを効果的に使おう!

よいしょは時と場合、相手によって効果的に使うことで、相手との関係を良くすることができます。

無理して相手をおだてる必要はありませんが、やはり時には相手の良い部分をよいしょしてあげることで、相手も良い気持ちになれますし、お互いに認め合える関係にもなりやすくなるでしょう。

相手からしても、時に自分のことをよいしょしてくれる(認めてくれる)存在は大切ですので、「この人とは良い関係を築きたいなぁ」と思いやすくなります。

よいしょは効果的に使えば人間関係を上手く回せますし、一方で下手に使ってしまうと人間関係を悪化させてしまいます。

そのため、何でもかんでもよいしょすれば良いわけではないということはきちんと理解しておきましょう。

よいしょとは?

よいしょとは、相手の機嫌をとっておだて上げることです。