どんなに能力が高くても、周りとまともにコミュニケーションが取れない人だと、「出世させても周りと協調できなさそうだ」と判断されてしまい、出世は遠のいてしまいやすいのです。
上司や先輩にタイミング良くやろう!
よいしょは基本的に、自分よりも上の立場の人にやることが多いです。
そのため、上司や先輩にタイミングよく、相手がご機嫌になるようなよいしょができれば、可愛がってもらったり、目をかけてもらったりすることも可能です。
上司や先輩から嫌われてしまうと、出る杭は打たれる状態に遭い、さらに出世もし辛くなってしまいます。
それよりは、上手によいしょを活用して、自分が一番過ごしやすい環境を整えた方が自分のためになるでしょう。
よいしょは上手にやらないと逆効果になる
よいしょは上手にやらなければ、まったくの逆効果になってしまいます。
相手に気に入られたくてよいしょしたのに、逆に相手に嫌われてしまっては、「これならよいしょなんてしなければ良かった」と後悔する羽目になってしまいますよね。
相手の性格やタイミングによっては、よいしょが上手くいかないこともありますので、どのタイミングで言うのがベストかを、常に考えながらよいしょするように気をつけましょう。
わざとらしいと逆に感じが悪い
よいしょは、わざとらしく聞こえてしまうと、逆に感じが悪くなってしまいます。
例えば、仕事ができる上司をよいしょしようとして、「〇〇さんは本当に仕事ができて、羨ましいですよ~」と言ったとします。
しかし、このよいしょをしたタイミングが、もしちょうど上司のミスが発覚したタイミングだったなら、部下のよいしょはご機嫌とりどころか、単なる嫌味になってしまいます。
また、例えば子育てをしながら仕事をしている人が、子どものお迎えで早退することになった時に、「子育てと仕事が両立出来るなんてすごいですね。
自分には無理です~」とよいしょをすれば、そのタイミングで言われたことに対して、相手は「早退する自分への嫌味だろうか」と捉えてしまうでしょう。
このように、よいしょをするタイミングや言い方を間違えると、わざとらしさを感じさせて、相手に嫌味だと勘違いされてしまうこともあります。
周囲の人も嘘を見破る
わざとらしいよいしょの仕方は、相手だけでなく、周囲の人にも嘘だと見破られてしまいます。
例えばどう見ても太っている体型の人に、「〇〇さんは全然スリムな方ですよ~」とよいしょしたところで、口にした自分の方がスリムな体型だったら、誰でもそれが嘘だとバレてしまいますよね。
誰にでも見破れるような嘘というのは、よいしょされた人にとっては、「周りの人と一緒になって自分をバカにしている」と屈辱に感じてしまうこともあります。
また、周囲から下手なよいしょの仕方を嘲笑されてしまうこともあるでしょう。
まとめ
よいしょは、上手く活用すれば人間関係を良好にして、自分の人生に役立てることができます。
その一方で、使い方を誤ってしまうと、周囲との人間関係は悪くなり、孤立してしまいます。
よいしょの上手い下手は、自分がよいしょしたときの相手の反応で分かりますので、よいしょ上手な人のテクニックを真似しながら、自分もよいしょ上手を目指しましょう!