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子供の前で夫婦喧嘩してしまったら?...(続き3)

喧嘩をしている両親を見て、嬉しい気持ちになる子供はいないでしょう。

きっと不安な気持ちになっているはずです。

まして、いつも喧嘩などしない穏やかな家庭の場合には、いつもとは違った姿を見る事によって、自分の知っているお父さん・お母さんではないと思ってしまうはずです。

それが大きくなればなるほど、不安な気持ちが大きくなってしまうのです。

だからこそ、その不安をとり除いてあげる事が重要です。

その為には、優しく接してあげてください。

優しく接する事によって、いつものお父さん・お母さんだったと安心する事が出来ます。

抱きしめてあげる


子供が不安を感じている場合、言葉で説明するだけでは気持ちが伝わらない事もあります。

また、子供が幼い場合には親が言葉で説明しても理解する事が出来ないという事もあるでしょう。

そんな時は難しい話などはせずに、ただただ抱きしめてあげるだけでもいいのかもしれません。

親の愛情は言葉だけで伝わるものではありません。

時に行動によって伝わっていくものなのです。

だからこそ、難しい話をしなくても行動するだけで気持ちが伝わる事もあるのです。

また、ぬくもりを感じる事によって、ただただ気持ちが落ち着くという事もあると思います。

子供の前で喧嘩をしてしまい、どうしたら良いのか悩む事もあるでしょう。

傷つけてしまったのではないかと反省する気持ちが出る事も分かります。

その焦りから、いろいろ弁解してしまう事もあるでしょう。

ですが、子供の年齢によってはそんな事をしなくても抱きしめてあげるだけですべてが解決する事もあるかもしれません。

幼い子供は自分の不安をうまく口に出して説明する事が出来ません。

そんな時も親が抱きしめてくれるだけで満足できる時があるはずなのです。

喧嘩をした理由を話す

大人になったらすべての事を許す事が出来る。

細かい事には怒らない。

子供のころはそんな風に思っていた人もいる事でしょう。

大人になれば、全てが解決する事が出来ると思っていたのです。

ですが、勿論そんな事はありません。

大人になっても嫌な事もあれば悲しい事もあるはずです。

むしろ、大人になるとそれを我慢しなければならない時がやってきます。

だからこそ、余計に心の中に不満が蓄積していくという事もあるのでしょう。

どんな大人でも、我慢に我慢を重ねていけばいつか爆発する時がやってきます。

そんな時にどうしたら良いのかを考える事が重要です。

ですが、誰もがそんなにうまく自分の感情をコントロールする事が出来るものでは無いのでしょう。

そのせいで、結果的に喧嘩という形になってしまう場合もあります。

夫婦喧嘩=良くないものという風潮がありますが、そうとは言えない場合もあります。

と言うのも、喧嘩をする事によって分かり合う事が出来る場合もあるからです。

普段から不満を抱えていて生活するよりも、自分の気持ちを相手に理解して貰った方が良い場合もあります。

問題なのは、それを子供の前でしてしまったときです。