ついつい大きな声が出てしまう事だってあるかもしれません。
ですが、そんな時も、絶対に暴力だけはいけない行為です。
親が暴力を振るっている行為は、子供にとって脅威でしかありません。
ましてやその行為が脳裏に残ってしまう事によって、自分自身も暴力をふるうようになってしまう事もあるのです。
子供ですから、まだ何が正しくて間違っているのかを正確に判断する事が出来ないのです。
そんな中で、自分の両親が暴力を振るっている姿を見ると、それが正しいのではないかと思ってしまうのです。
子供を正しく導く事は親の務めでもあります。
そんな親が子供に悪影響を与えるような行動をしてはいけません。
物を投げる
物を投げる行為は、子供ならついついやってしまう行為でしょう。
自分の思い通りに行かないからこそ、ものにぶつかってしまう。
そんな事もあるかもしれません。
ですが、それはあくまでも自分の気持ちをうまく言葉にする事が出来ない子供がする行為です。
間違っても大人がする行為では無いのでしょう。
物に当たる人は、自分の気持ちをうまく言葉にする事が出来ないのかもしれません。
相手の口がうますぎるせいで、なかなか自分の気持ちを口に出す事が出来ないという場合もあるでしょう。
ですが、そうだとしてもものに当たってはいけません。
その姿を、いつか子供がマネするようになってしまう事もあるからです。
大人は子供の見本となる存在です。
神様のように正しく生きる事が出来なかったとしても正しい姿を意識して行動する事はとても大切なポイントです。
それを意識して行動する事が出来れば、自分を変える事が出来るきっかけになるかもしれません。
子供にあたる
喧嘩をしている際は、ついつい感情的になってしまうものです。
自分自身がいらいらしているからこそ、普段は許す事が出来るような事も許す事が出来ずに怒ってしまう事もあるでしょう。
その結果子供に当たってしまうケースもあるかもしれません。
子供としては、いきなり親に怒られたら悲しい気持ちになるでしょう。
いつもは怒らない事で怒られてしまってはわけが分かりません。
だからこそ、大人はそんな事はしてはいけないのです。
どんな人でも、つい感情的になってしまう気持ちは分からないではありません。
けれど、子供には罪はないのです。
夫婦喧嘩ですから、家族の問題とはいえ子供にまで影響を与えてはいけない問題なのではないでしょうか。
出来る限り大人の間で平和に解決する事が出来るように、自分が出来る事をきちんと考えて行動する事が大切です。
喧嘩を長引かせる
感情的に喧嘩をする事はいい事だとは言えません。
そのせいで、子供がおびえてしまう事があるからです。
出来るだけおちついて話をする事が大切です。
ですが、だからと言ってお互いに不満を言わない事もいい事だとは言えません。
文句があるにも関わらず何も相手に言わないでいる事によって、気持ちが解消される事が無く、結果的に喧嘩が長引いてしまう事があるのです。
喧嘩が長引いてしまうと、その空気を子供は敏感にキャッチします。
お父さんとお母さんの様子が何かおかしいことは、子供はすぐに気が付くでしょう。