ぶさかわという言葉を聞いてどういう印象を持ちますか?
けなされているのか、褒められているのか戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
この記事では、ぶさかわという言葉について解説していきたいと思います。
「ぶさかわ」って褒め言葉?
ぶさかわとは『ブサイクだけど、可愛い』という意味の言葉を略した言葉です。
さて、この言葉は褒め言葉なのでしょうか。
人から言われることの受け止め方は人それぞれです。
ぶさかわと言われて嬉しく感じる人もいれば、勿論嫌だったと思う人も居るでしょう。
自分が褒め言葉のつもりで使っている言葉だとしても、相手の人が嫌だと感じてしまっているのであればそれは悪口になってしまうのかもしれません。
どんな気持ちで伝えた言葉であれ、相手の受け止め方次第では大きな問題に発展してしまう可能性もあります。
実際、普通に生活していて相手に対して『ブサイクだね』などと言うことはないと思います。
そんな事を言ってしまえばそれこそ大きな問題となり、人間関係のトラブルになったとしても不思議ではありません。
では、『ぶさかわ』なら許されるのでしょうか。
それは難しい問題です。
相手がどうとるかによっては、同じ意味合いとなってしまうからです。
そのため、この言葉を友人など人間に対して使用することはリスクのあることかもしれません。
ぶさいくだけどかわいい=ぶさかわ
ぶさかわという言葉は、ブサイクだけど可愛いという意味が込められています。
ブサイクだけど可愛い。
褒めているのかけなしているのか微妙な言葉です。
だからこそ、この言葉を聞いた人は、どんな反応をしたらいいのかわからずに悩む事もあるでしょう。
悪口として言われているのであれば怒ることも出来ますが、そうではなく一つの褒め言葉として使用しているのであれば、わざわざ目くじらを立てる事は無いのかもしれません。
本来、このぶさかわという言葉はおそらく人間に対してではなく、動物や物に対して使用されていた言葉なのでしょう。
だからこそ、それを言われた事による心の問題などについてはあまり深く考えられては来なかったのかもしれません。
しかしながら、言葉は日々変化していくものです。
それが結果的に使う場所すら変わる事もあるのです。
ぶさかわのイメージって?
そもそも、人はぶさかわという言葉にどんなイメージを持っているでしょうか。
自分としては褒めているつもりで使った言葉でも、周りの人からは意地悪をしているように捉えられてしまう可能性もあります。
だからこそ、自分が思っているイメージと世間のイメージを正しく捉える事もまた、人間関係を円滑に進める為には重要な事なのかもしれません。
一般的にみると、ぶさかわという言葉のイメージとしてはあくまでも『ブサイクだけどそれなりに可愛い』という言葉は含まれているように思います。
つまりは素直に可愛いという感想では無く、実際には可愛くはないけれど、愛嬌がある。
他の人に好かれる姿をしているなどという意味が込められているのです。
だからこそ、その言葉を言われて素直に嬉しいと感じる人は少ないのではないでしょうか。
ブサイクと言われて嬉しい気持ちになる人はいないと思います。
例えそこに可愛いという要素がプラスされてたとしても、あくまでもブサイクの中でという事が入っているのであれば手放しに喜ぶ事は出来ないのでしょう。
だからこそ、ぶさかわという言葉は人間に対しては使用しない方が良いのかもしれません。
あくまでも人間以外のものに使用するからこそ、多くの人はそれを受け入れ温かい気持ちで見守る事が出来るのです。
もしその言葉が自分に使われてる言葉だという事に気が付いてしまえば、きっと嫌な気持ちになる事でしょう。