親子喧嘩のよくある13個の原因
親子喧嘩は、子供の言動が原因であることが多いことがわかりましたが、それでは実際にどんなことで親子喧嘩に発展しているのか?その原因についてを細かくご紹介していきたいと思います。
「我が家も同じ理由でよく喧嘩になっている…」と思い当たる節のある人も多いのでは?!いざ、チェックしてみてください!
1.食べ物の好き嫌いがある
食べ物の好き嫌いは、早い子だと2歳前後から出てくる子が多いと思います。
とくに野菜を食べない子供がとても多く、それが小学校、中学校と続いていくこともありますよね。
親にとって辛いのは、自分がせっかく忙しい思いをしながら作った手料理を子供が平気で残すことです。
しかし、それを子供に訴えたところで子供は嫌いなものなので、当然食べたくありません。
また、野菜を食べない子供についてはもちろん子供の栄養面での心配が頭をよぎり、「野菜を少しでも食べなさい」「野菜も食べないと他のご飯もあげないよ!」などと言ったり、つい説教してしまうことも多いでしょう。
なんでも食べる子供ならば、親も子も楽しい食事の時間になるのですが、どうしても好き嫌いのある子供だとそれを親が注意しなくてはいけません。
そのため食べ物の好き嫌いのある子供がいる場合は、どうしても親子喧嘩が起こりやすいのです。
この場合は仕方がないので、食べなくても他のもので栄養を補うなどするようにして、おおらかな気持ちで子供のことをみてあげると良いでしょう。
2.夜更かしを頻繁にする
大人になればいくらでも夜の時間を自由に使えるものですが、子供のうちから夜更かしを覚えてしまうと、子供の睡眠の妨げとなりそれが成長を阻害してしまうことに繋がるため、親はとても慎重になるものですよね。
しかし近年は、子供のうちからスマートフォンを持っている子も多く、アプリゲームやSNSにはまってしまう子供がとても多いようです。
自分の部屋を持っていると、なおさらスマホで夜中まで遊んでしまったりします。
また漫画やテレビゲームなどもいろいろなジャンルものもが出ているため、今では大人でもはまってしまうほどの面白いものがたくさんあります。
昼間は子供は学校に行っているので、好きなことができる時間というのは確かに夜のほうが長いのかもしれませんが、夜更かしを頻繁にしてしまうのは子供の教育にはあまりよくありません。
それが親もわかっているからこそ、つい口うるさく注意をしてしまい、そこから親子喧嘩へと発展してしまうのでしょう。
3.お小遣いが少なくて欲しいものが買えない
こちらは子供が自分のお小遣いが少なくて欲しいものがあるのに買えないため親に欲しいものを買って欲しいとお願いをした結果、「十分なお小遣いをあげているはず」と思っている親側と「これでは少なすぎる」と思っている子供の意見が衝突し喧嘩になるケースです。
子供のお小遣いの基準はその家庭により様々ですが、子供は学校の友達のお小遣いなどを比較をして、周りの友達がこれだけお小遣いをもらっていれば自分も欲しいと思うのもですし、仲の良い友達が持っているものは自分も欲しいと当然思ってしまうものです。
しかし、そんな子供の気持ちなど親は知りません。
もちろんその家庭に合ったお小遣い金額というものがありますし、家計が大変ななか子供の好きなだけのお小遣いをあげることはできませんよね。
子供のほうも、家の家計の事情などはまったく知らない世界ですので、それぞれの価値観と守るべきものの違いから意見が衝突しあって喧嘩になってしまうことがあるのでしょう。
親の方は、子供がお小遣いで何を欲しがっているのか?で考えてあげるようにして、もしも「これを持っていたら周りの友達と一緒に遊べるから…」という理由があったりした場合には、子供も友達の輪の中に入れるようそのあたりは考慮してそのおもちゃだけを買ってあげたりすると良いと思います。
4.門限を守らない
子供が幼いうちは昼間に外で友達と遊んで、夜になったら家に帰ってくるという習慣はとても大切なことです。
しかし、それがだんだんと中学校、高校と大きくなってくると「もっと遅くまで遊びたい」という欲求が出てくる子供もいるでしょう。
何時までに家に帰ってくるという門限を作ることで、はじめのうちは子供もそれをしっかり守っていたはずなのに、いつしかその門限を守らなくなることもあります。
そのような場合、子供の身の安全を心配していた親は子供に大激怒することもあるでしょう。
たかが親子での約束でもありますが、それがときにとても大切なこともあります。
また、最近はとても物騒ですのでとくに未成年の場合は遅くまでの外出や、1人での帰宅は本当に危ないと考えている親も多いでしょう。
「門限を過ぎたのに帰ってこない」と心配する親の気持ちを子供も少しは考えて、きちんと守ってくれたら親子喧嘩も減るのでしょうが、まだ子供のうちはその理解も乏しいかもしれませんね。
門限を過ぎた場合でも一度家に連絡を入れて、その場合は迎えに行くなどの第2の約束を作るなどして、お互いに譲歩できる策を作っておくとよいでしょう。
5.ペットの面倒を見ない
幼少期のころに、子供のほうが自ら「うちにも犬がほしい」「猫がほしい」「ちゃんと自分で散歩も毎日するし、きちんと面倒見るから買って!」と親に頼んで親がペットを買ってあげるケースは非常に多いと思います。
しかし、それがいつしか子供のほうも大きくなり自分にも友達ができたり、ペットよりも夢中になる趣味ができたりして、いろんな楽しい世界が広がっていきますよね。
そうすることで、はじめのうちはよくペットのお世話をしていたのに、だんだんと面倒をみなくなる子供もいます。
そのころには親も仕事をしている場合も多いですから、親のほうもペットの面倒をみる時間がなく、子供についペットのことで叱ることが多くなります。