「喧嘩するほど仲がいい」という言葉があります。
この言葉は、友人同士でも使われますが、両想いの人やカップルにも当てはまります。
喧嘩をしたら互いの関係が悪くなってしまうのでは・・と思われがちですが、実は喧嘩をするカップルほど長続きすることが多いのです。
なぜ喧嘩をするカップルほど仲良くなれるのでしょうか?
喧嘩がカップルに必要な理由や、喧嘩の時にやってはいけないNG行動などについてご紹介します!
カップルの喧嘩の原因やあるあるについてはこちらの記事で詳しく書きました。あわせて確認してみましょう。
カップルは喧嘩するほど仲が良い?!
喧嘩は、お互いの意見の食い違いや、価値観の相違などから起こります。
例えば神経質な人とものぐさな人とでは、お互いに性格がまったく違いますので、それぞれの考え方がぶつかると喧嘩になります。
一方は脱いだものはすぐに洗濯機に入れなくても、その日の内にやればいいと考えていますが、もう一方は脱いだらすぐに洗濯機に入れるべきだと考えているため、当然意見は食い違います。
そして互いに自分の主張を曲げなければ、必然的に喧嘩になってしまうでしょう。
また、互いに意見が食い違っていても、どちらかが自分の主張を下げて相手に合わせることができれば、喧嘩にまで発展することはないでしょう。
自分の意見を相手にも分かってもらおうとしたり、自分の意見を相手に押し付けたりすることで喧嘩になってしまいます。
意見のぶつかり合いは関係の悪化を招くこともありますが、大抵は喧嘩をすることで互いの価値観や考え方を理解し合えるため、結果的にこれまでよりも仲良くなれることが多いです。
だからこそ、「喧嘩するほど仲が良い」という言葉も生まれたのでしょう。
喧嘩しないカップルなんて、カップルじゃない!
喧嘩は互いを怒鳴り合ったり罵り合ったりと、あまり良いイメージを抱かない人は多いでしょう。
確かにどんどん喧嘩がヒートアップしてくると、互いに気持ちがカッとなり、つい物に当たってしまったり、乱暴な言動になってしまったりすることがあります。
しかし喧嘩の時にこそ、お互いの本性が垣間見えるものです。
また、喧嘩をすることで互いの価値観や考え方をしっかりと理解することができます。
普段は猫を被って相手に合わせている人も、頭に血が上ると自分の考えを勢いのままに口に出すことが多いです。
しかしそれによって、お互いに心の内を曝け出して理解し合うことができますので、仲直りの後にはこれまで以上の強い絆を確かめ合うこともできるでしょう。
喧嘩をしなければ相手の本質を見ることはできませんので、カップルが長く付き合っていきたいのなら、最低でも一度は喧嘩をする必要があるでしょう。
喧嘩してすぐに関係が壊れるのは、本当に互いを大事にしていないから
喧嘩をしても、相手のことを本当に大事に思っていれば、必ず仲直りをすることができます。
一時は感情的になって、酷いことを言ってしまっても、時間が経てば「言い過ぎてしまった」と反省して、きちんと謝罪をするでしょう。
喧嘩をしても互いに謝り合うことが出来るのなら、何度喧嘩をしてもその後は関係を修復することができます。
しかし一方で、喧嘩をするとすぐに関係が壊れてしまうカップルもいます。
喧嘩が原因で別れてしまうカップルの場合は、本当にお互いのことを大事にしていないことが多いです。
喧嘩では一方的に自分の意見や主張だけをぶつけて、相手の意見を真っ向から否定します。
その考えは喧嘩が収まっても変わることはないため、何度も同じようなことが原因で喧嘩になってしまいますし、互いに歩み寄ろうという気持ちがないからこそ、関係も壊れてしまうでしょう。
喧嘩をした時に、相手の意見や価値観を理解しようとしない人は、誰と付き合ってもたいして長続きはしないでしょう。
派手な喧嘩をして別れるか、ひたすらに我慢してきた相手にある日突然別れを告げられてしまうか、そのどちらかでしょう。
喧嘩をするのは相性が悪いからではない
喧嘩をするカップルは、相性が悪いと誤解されやすいです。
けれども相性の問題で喧嘩になるというわけではありません。