人間味がない人というのは、冷たい言葉も躊躇なく人にぶつけます。
人が傷つくことや気にしていることを平気で口にするので、相手は会話をしていても気分が悪くなるだけです。
指摘や改善点を指摘するのであればまだ受け入れることができますが、何の意味もなく平気で人が傷つくような言葉を発するのはただ単に周囲を不快な思いにさせるだけです。
相手の立場を考えられない
冷たい言葉を躊躇なく言うことができるのは、相手の立場を考えられない証拠。
自分の事しか考えられず視野が狭いため、相手がどういう感情を抱くのかを感じ取ることができないのです。
人を傷つける言葉を平気で言うということは言葉の暴力を振るっているのと同じ。
そのため、モラハラ・パワハラと思われることもあるので注意が必要です。
相手の立場になって物事を考えることができれば、自然と人が傷つくような言葉を言うことはなくなります。
自分が言われたらどう思うか、またその言葉を発言したらみんながどう感じるのかを想像して発言するようにしましょう。
7.思いやることや気遣いが苦手
人間味が欠けている人は、人を思いやることや気遣いが苦手な傾向にあります。
そのため周囲からは常識がないように見えたり、人から気を遣われていることに気づかず傲慢に振舞ってしまうこともしばしば。
より良い人間関係を築きあげるには、相手への思いやりや気遣いは必要不可欠です。
思いやりの気持ちや気遣いなく人と接すると、相手に居心地の悪さを与えたり必要以上に気遣いをさせてしまうことに繋がります。
8.機械的な対応をする
人間味が欠けている人は、機械的な対応をしてしまいがち。
言葉に感情がこもっておらず表情も変わらないため、まるでロボットと話しているかのような感覚に陥ってしまいます。
言葉に表情や感情が乗っていないと、どんなに素敵な言葉でも真実味がまるで感じられず却って信頼を失ってしまうこともあるので、注意しましょう。
9.プライベートは明かさない
人間味がない人は、自分のことが知れ渡ってしまうことに抵抗があります。
可能であれば誰にも知られず静かに暮らしたいと思っていることが多く、人と必要以上にコミュニケーションを取ろうとは思わないのです。
そのため、プライベートを他人に明かすことはありません。
普通の人であれば自分のことを知って欲しいと考えるため、家族のこと・恋人のこと・仕事のこと・趣味のことなどを人に話し、「同じような価値観の人と知り合いたい」「友達を見つけたい」と考えている傾向にあります。
しかし人間味がない人は、「趣味は1人で楽しみたい」「自分の人間関係は他人にはバレたくない」と考えていることがほとんど。
プライベートを明かさないことで、1人の時間を確保しようとしているのです。
10.謎が多い
人間味がに欠けている人は、自分のことは一切話さないため謎が多いと思われています。
話を振られたとしても必要以上のことは話そうとしないため素性が分からず、周囲の人から見ると「よく分からない人」という印象を与えてしまいます。
よく分からない人だと思われてしまうと接触を持とうとする人は少なくなってしまうので、どんどん周囲の人と疎遠になってしまいます。
本人からしてみると自分のことを他人に話したくないという一種のポリシーでそうしていることがほとんどですが、それが「謎な人」という印象を抱かせてしまうのでしょう。
人間味の使い方・例文
人間味という言葉は、肯定的な使い方と否定的な使い方の2パターンがあります。
肯定的に使う場合、「彼女は人間味に溢れた素敵な女性だ。」と使うことができます。
否定的な使い方の場合、「マニュアル通りの対応で人間味が感じられない。」などのように使います。
人間味の類語
人間味の類語には「人情味」「人情」「仁愛」「仁恩」「仁心」「ヒューマニティー」などがあります。
これらの言葉は人間味と同じように「思いやりのある性質」という意味を持っています。
人間味の対義語
人間味の対義語には「血が通っていない」「血も涙もない」「冷淡」「冷酷」などが挙げられるでしょう。