仕事を全て自分で終わらせてしまう上司というのは、部下に仕事を振ることがありません。
そのため、部下からしてみると、「仕事を任せられないということは信頼されていないからかな?」と不安な気持ちに陥ってしまうものです。
分からないことなどを質問に行き、仕事をもらえるようにする
仕事ができる人ほど、周りに仕事を任せるのを得意としています。
そして、仕事を任せるということは、信頼関係も生まれますし、部下に成長機会を与えることができる良い機会です。
しかし、無能な上司は自分の中で仕事が自己完結してしまうため、部下に仕事を割り振ることがありません。
そういう人から仕事をもらうためには、分からないことなどを質問し、信頼関係を築きあげ、仕事をもらえるようにすることが重要だといえるでしょう。
5.部下の教育ができない
自分の仕事はこなすことができるが、部下の教育ができないという上司も多くいます。
部下の教育ができない上司の傾向としては2パターン。
仕事ができないため、部下を教育するスキルがないケース。
そしてもう1つは、仕事ができるため、部下が何が分からないのか理解できないというケースです。
教育というのは、相手の立場になって物事を考えることができなければ、上手くできないものです。
何が分からないのか、分かりやすい説明はどうしたらいいのか、何に興味があるのか、何が苦手なのかを分析しつつ教育しない限りは、部下は成長していきません。
そのため、部下の視点に立てない上司というのは、教育ができないのです。
上司には頼らず、自分たちで何とかする
部下の教育ができない上司に教えてもらう事を求めてはいけません。
上司には頼らず、自分たちで何とかする事を考えること。
足りない知識は、書籍やインターネット、セミナーなどで補うことを心掛けましょう。
また、実務でわからないことがあれば、過去の資料などを見ながら知識を深めてから、質問することを心掛けていきましょう。
分からないからとすぐ聞いてしまうと、上司との会話が成り立たず話が噛み合わなくなってしまう可能性があります。
6.勤続年数が長く、これまでのキャリアを自慢してくる
出世=仕事ができる人と考える人も多いですが、世の中には仕事ができないのに出世をしているケースもたくさんあります。
例えば、年功序列の風土がある会社であれば、勤続年数に応じて出世をしていくことも多いです。
そのため、仕事ができなくても、年数が経てば役職につけるというケースもあるのです。
そして、無能な人ほど、今までのキャリアを自慢してくるケースが多いもの。
自分の若い時の自慢話や、仕事でどんな評価を受けたか等、聞いてもいない話を延々と話してきます。
真剣に仕事をしている身としては、聞きたくもない話を聞かされて、「仕事の邪魔」と思わざるを得ません。
とはいえ、上司であるため、無碍な態度もできず頭を抱えているのではないでしょうか?
聞き流す
上司の無駄な自慢話は、右から左に聞き流すのが1番です。
顔では聞いているフリをして、頭の中では違う事を考えている。
これが一番ストレスが感じない対応方法であるといえるでしょう。
自慢話の返答は、大概が、「すごいですね!」「さすがです!」で成り立ちます。
真剣に話を聞いてしまうと、しんどいと感じてしまうこともあります。
しかし、自慢話には参考になる点は少ないかもしれません。
仕事上で役に立たないのであれば、聞き流すくらいがいいと思います。
最初から、真面目に話を聞こうと考えなければ、気持ちがすっと楽になると思います。
7.コミュニケーション能力が低い
上司と聞くと、コミュニケーション能力が高く、部下と積極的にコミュニケーションをとってくれるものと考えている人も多いでしょう。