しかし、世の中にはコミュニケーション能力が低い上司は山ほど存在します。
指示が足りていなかったり、相手に対して思いやりの言葉が欠けていたり…。
部下から見ると、「こんな上司で良いのだろうか?」と感じざるを得ない上司はたくさんいるのです。
コミュニケーション能力が低いと、業務指示も不明確なケースもあります。
そのため、仕事のミスが増えたり、求められているものと違うものを作り上げてしまうこともしばしば。
無駄な作業が増え、モチベーションが下がってしまう人もいるでしょう。
不足している情報は常に確認するようにする
コミュニケーション能力が低い上司は、不足している情報は常に確認するようにし、こちらから会話を引き出してあげることが大切です。
「これはこういう事で良いでしょうか?」と最終確認を行い、求められているものが何か明確にしてから業務に取り組むようにしましょう。
コミュニケーション能力が低い上司というのは、自分の指示がきちんと伝わっているかどうかを判断することができません。
相手が理解しているつもりで話しているため、会話に距離感があります。
こちらから積極的に会話して、理解を深める気持ちでいないと、お互いにフラストレーションが溜まってしまうので、注意が必要です。
8.会うたびに言うことが変わる
上司の言う事は絶対と考えている人は多いと思います。
そのため、上司言う事が会うたびにコロコロ変わってしまい、毎回振り回されるという人も多いのではないでしょうか。
会うたびに言う事がコロコロ変わる人は、その場の感覚や感情で話し、深く考えないで発言している可能性もあります。
そのため、何が真意で真実なのかが分かりづらいのです。
会うたびに言う事が変わる人は、きちんと質問をして、意見を取りまとめてあげる必要があります。
「それは○○という事ですか?○○ではないですか?」と質問をして、答えを1つに絞っていきましょう。
意見が変わることをあらかじめ想定しておく
また、意見が変わることをあらかじめ想定をしておくと気が楽になります。
「どうせまた意見が変わるだろう。」という気持ちでいれば、そのつもりで仕事を取組むことができます。
真面目に話を聞いて、1つ1つ真面目にこなしていては、ストレスが溜まってしまいます。
「どうせ明日には意見が変わるだろう。」という気持ちで、仕事にすぐに取り掛からないという判断も重要だといえるでしょう。
また、あまりにも指示が変わりすぎて困るという人は、口頭で指示を貰うのではなく、文面で指示をもらうことも重要です。
チャットやメールなどで指示を貰えば、「こういう風に言ってましたよ?」と話すこともできますし、上司の備忘録にもなるはずです。
指示の出し方を変えてもらうのも1つの手だといえるでしょう。
9.仕事を丸投げする
世の中には自分は何も仕事をせず、部下に仕事を丸投げして、楽をしようとする上司もいます。
きちんとした作業指示を出したうえで、仕事を任せるのであればまだ良いのですが、仕事を丸投げする上司のほとんどが、「これやっておいて。」の一言で作業指示を済ませ、具体的な指示を出しません。
また、作業ボリュームも考えずに丸投げしてくるので、仕事に追われる人も続出させてしまいます。
就業時間後の指示も平気でするにも関わらず、自分は定時で帰ることもあります。
上司として尊敬できる部分が少ないのがこの手のタイプの上司なのではないでしょうか。
必要事項や質問リストを作成し、都度確認するようにする
この手のタイプの上司は、必要事項や質問リストを作成し、都度確認することが大切です。
「これやっておいて。」の一言で作業指示を済ませようとしているのに対し、質問をすることで、自分の作業指示がいかに足りていないのか理解してもらうことが大切だといえるでしょう。
具体的な作業指示がないと、仕事にミスも起きやすくなります。
自分がスムーズに仕事を行なうためにも、上司に確認作業を行なうというのは非常に大切なことだといえるでしょう。
10.新しいことを受け入れようとしない
昔のやり方にこだわり、新しいことを受け入れようとしない上司もいます。