しかし、モテることで悩んでいる人はそのことをわざわざ他人に話すようなことはありません。
「(彼氏いない子に)彼氏いてもあんまりいいことないよ?」
それはあなたの彼氏がひどい人だったんでしょう!と反論したくなるものの、彼氏がいた経歴がないので、はいはいと答えることしかできません。
そんなに友達に彼氏ができることにいやな思いを抱いているのでしょう。
「(自撮りをあげて)本当ブサイクでツラいわ〜」
自分をよく見せるために、いろいろな加工アプリを利用して自撮りをしている彼女…。
自分のことはブサイクと言いつつも、なぜだかSNSには自分の映りが一番良い写真をチョイスしてアップしています。
ブサイクだと思ってたらわざわざSNSに写真をあげたりしません。自分が大好きなんだなぁと周りの人は感じていますが、言いません。
「はー、また今日飲み会だよ1人の時間欲しいわー」
飲み会に誘われる自分超モテると勘違いしているパターン。
一人の時間がほしいなら行きたくない飲み会にわざわざ行かなければいいのですが、どうしても断れない押しの弱さを持っているんですよね。
「告白って面倒だよね、私も今年〇人からされたけど…」
このような発言を告白をされたことのない人にするから、他人に敵を作ってしまうんです。
告白をされたことですごくうれしい気持ちになる人もいるのに、どうして自分の価値観を押し付けるのでしょうか…。
価値観や感じ方は十人十色…いろいろあるのです。
しかし、告白された人数をさりげなく自慢することでマウントをとっています。
「私、好きな人からだけは告白されないの」
この発言は遠回しに「好きな人以外からは告白される」ことを意味しています。
そのため、自分はモテることをアピールしているんですよね。
「そうなんだ、かわいそうだな」と思う人もいますが、「自慢話か」とキャッチされることもあります。
「彼氏の束縛激しくて毎日電話くる~」
彼氏から愛されていることを自慢しているパターンです。
毎日電話が来るのが嫌だったり、束縛が激しいことにいやな思いを抱いている人はもっと暗い感じで相談してくるもの。
しかし、自虐風自慢で彼氏自慢をしてくる人は、明るく「ああ、私ってば愛されて困っちゃうわ」という明るい感じで話してきます。
「旦那が(大企業勤めで)帰りが遅くて困る~」
帰りが遅いことで困る奥さんは多くいますが、わざわざ旦那さんが大企業に勤めていることを前提に話す必要はありません。
そのため、マウントを取られた人としてはとても不快な気持ちになることもあります。
それって本当に残業?浮気されていませんかと心配する人も出ています。
自虐風自慢をする人の心理
あなたは、自虐風自慢をする人の話を聞いていてすでに疲れてしまったかもしれません。
なぜならば、相手があなたに対してマウントをさりげなく取ろうとしていることが手にとって分かってしまうからでしょう。
たしかに、自虐風自慢をする人は周りの人にマウントをとるために自虐風自慢をしている節があります。
では、どうしてそのようなマウントを取りたがってしまうのでしょうか。
ここでは、自虐風自慢をする人の心理について詳しくご紹介します!
自虐風自慢をする人の気持ちがわかれば、これからはもっと特殊なフィルターで相手を見ることができ、ストレスを感じにくくなるでしょう。
常に自分が上でいたい
相手よりもどんなに小さなことでも上に立っていたい!相手から見下されたくない!そんな気持ちから自虐風自慢をしています。
自虐風にすることで相手に自分のことを心配させることで気を引き、さらにそこに自慢話をすることで相手に認めてもらうという手段です。
そのため、「自分はかわいそうだ」というものを演出してきます。
自虐をする人にとって、かわいそうなエピソードを話して自分のことを心配してくれるだけでも勝ち組なんです。