そういった意味では、まだ拗ねている方がましなのかもわかりませんね。
5.やさぐれる
「やさぐれる」とは、自分の思うような結果や状況が見込めなかったとき、半分、ふてくされてしまっって周囲の人に反抗的、反感的な態度をとることをいいます。
こうなってくると、拗ねるどころではありません。
場の雰囲気を悪くしてしまいます。
やさぐれないようにするためにも、物事を客観的にポジティブ思考で捉えたいものです。
6.なげやりになる
「なげやりになる」は、全ての事に対して、愛情も執念も持てなくなり、やりかけにして放置してしまう状態をいいます。
このような状態になるのも、「拗ねる」「ひねくれる」という過程を通過して起こってしまうのです。
なげやりになると、責任感を失ってしまい自暴自棄に陥るケースもあります。
ただ、人によっては立ち直りの早い人もいます。
その人の気持ちの持ちようによって結果が変わってくるでしょう。
7.ひん曲がる
よく「心がひん曲がる」というような言い方で代弁されます。
「ひん曲がる」も「拗ねる」の発展形といえるでしょう。
拗ねているうちは可愛いですが、心がひん曲がってしまっては取り返しがつかなくなります。
8.ふてくされる
「ふてくされる」は、ほぼ「拗ねる」と類義語扱いでいいでしょう。
人間、拗ねているうちは大抵、ふてくされています。
愛想も可愛さもなくなって顔つきは怖くなります。
これではいつまでたってもいいことが起こりません。
ふてくされた状態からいかにして立ち直るか。
あなたの器の見せどころでしょう。
9.口を尖らせる
「口を尖らせる」も「拗ねる」状況と大同小異でしょう。
つまり、怒りの表情ということになります。
何かに腹を立てているから口が尖ってしまうのです。
拗ねたときも同様に、口が尖ってしまうのです。
10.自暴自棄
自暴自棄は、拗ねる状況の発展形といえます。
拗ね方の程度にもよりますが、拗ねているときというのは気持ちが怒り一辺倒のはずです。
怒り方が度を過ぎてしまうと、冷静な気持ちでいられるはずもないでしょう。
そのようなとき、人間は自暴自棄に陥ります。
時間が解決する場合もあれば、別の要因が解決してくれる時もあります。
ただ、立ち直るのが困難な場合もあります。
腹を立てるのは人間ですから仕方ないですが、自己コントロールする術を覚えないとキリがないことにもなりかねません。
「ひねくれる」と「拗ねる」を正しく使い分けよう
今回は「ひねくれる」について解説してまいりました。
「ひねくれる」と「拗ねる」は似ているようで意味合いは微妙に違ってきます。
2つの言葉を正しく理解してあなたのコミュニケーション能力を高めるために使っていきましょう。