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「手こずる」とはどういう意味?使い...(続き5)

苦戦する

「苦戦」は書いた通り「苦しい戦い」です。

つまり、楽に勝たせてもらえないタフな試合、ということにもなります。

勿論、「苦戦」はゲームや試合などの場面だけではありません。

世の中のありとあらゆる場面で使える万能型の言葉です。

言葉の選択で迷ったなら「苦戦」を取りあえず使っておけば、場の雰囲気を壊すようなことにはならないでしょう。

労力がかかる

「労力」。

つまり人よりも時間を使い作業を行う行為で、自分の意思に反して拘束されてしまう行為ともいえます。

通常、このような状況に置かれることを人は嫌いますので、「手こずる」と同じような意味合いで使われるのです。

ただ、労力のかかる作業や仕事を率先して行えば、人間としての度量や成長に大きな糧となるでしょう。

無駄だと思えるような作業も、後になったらそれを行わなかった人間よりも遥かに器の大きい人物になれるということです。

困難をきたす

「困難」。

つまり物事がスムーズに進まず、ゴールにたどり着くことが非常に難しい状況ということです。

まさに「手こずる」から「困難」をきたす、というわけです。

ただ、たくさんの「困難」を経験してきた人間は強いです。

難局にぶつかった時にも悠然としていられ、余裕を持って事に当たることができます。

「困難」は違った意味合いで「苦労」とも呼べるでしょう。

「困難」から逃げるのではなく、堂々と向き合って処理していくところに成長というものが待っているのです。

「手こずる」を正しく使いこなそう!

今回は「手こずる」という言葉について解説してきました。

人間、一生のうちに何度も「手こずる」局面や人物に遭遇するものです。

そういった機会が訪れたら、逃げたり避けたりせずに真正面からぶつかっていってほしいものです。

経験の数が多ければ多いほど、人は充実した人生を送れると思います。