人は義務教育のなかで、集団で行動していくグループ活動というものを学んでいきます。

学校生活で、なにかの班に分けられて行動していくのは、社会に出てからそれが生活のなかで必要不可欠だと考えられているからかもしれませんね。

しかし、なかにはそんなグループ活動を苦手と思っている人もいるでしょう。

人と接することが苦手な故に、個人プレーのほうが気楽で好きという人もいます。

そこで今回は、グループ活動が苦手な人がどうしたら悩むことなく対応していけるのか?その対処法について詳しく解説していきたいと思います。

グループ活動とは

グループ活動をしなくても個人で何事も進めていけばよいのでは?と思ってしまう人もいるかもしれませんが、グループ活動をすることにおいてきちんとした目的や意義があります。

たとえばグループ活動の分かりやすい目的としては、人とのコミュニケーション能力を学ぶというものがあります。

人は社会に出てから必ず誰かと接点を持ちながら仕事をして、お金をいただきそれで生活をしていきます。

グループ活動でコミュニケーション能力を学ぶことができないと、社会に出てからいきなり人と上手に関わりましょうと言われても上手にできない場合が多いのです。

さらに、個々で何かをすることには限界がありますが、なにか大きな目標を達成するときには、誰かと一緒に協力しあって活動をしたほうが大きな目標を達成しやすいというメリットもあります。

もちろんその際には、個々のそれぞれが自分のスキルを発揮し、それをまとめていくことで大きな目標へと近づくため、それぞれの特性を生かし協力しあうことは必要不可欠になります。

誰か1人でも協力しない人がいることは、そのグループのバランスを崩してしまうことになるので、それこそ良い人間関係が築けなくなってしまいます。

このようにグループ活動を学び実行することには、自分の人生において大切な意味があります。

グループ活動が苦手なことは悪いことではない

なかには集団行動が苦手で、集団になればなるほど性格が萎縮してしまったり、なかなか馴染めないというグループ活動自体が苦手な人もいますよね。

人見知りだったり内弁慶な性格の人にも多い傾向だと思います。

幼少期のころは、そんなお子さんに親はとても心配をして、一生懸命グループに馴染めるように努力したりするものですが、それはその人個人の個性でもあるため、決して悪いことではないのです。

なかには一人遊びの時間が好きだったり、グループ活動ではなく少人数のほうがリラックスできるという人もいます。

グループ活動に対して大人になっても苦手意識を持っている人は、無理に直そうとする必要はありません。

自分の個性だと思って、自分が楽しいと思う時間を過ごすようにしてくださいね!

グループ活動が苦手な人ができる対処法まとめ!是非試してみて

グループ活動が苦手なことは決して悪いことではないのですが、もしもグループ活動ができるようになったら、自分にとって良いメリットもたくさんありますよね。

「できればグループ活動の苦手意識を克服したい!」「もっとたくさんの人と自然と関われるようになりたい」そう思っている人のために、グループ活動が苦手ではなくなる対処法についてご紹介していきたいと思います。

苦手だと思うことがなくなること自体が自分の日々の生活のストレスを軽減させることに繋がるので、是非試してみてください。

1.まずは近くにいる人から関係を築く


グループ活動は、様々な場面でやってきます。

たとえば、学生さんならば学校の班でのグループ活動だったり、社会人ならばセミナー活動、仕事上でのチームなどがありますよね。

「グループ」と聞くだけで苦手な人にとっては気が重たくなる思いかもしれませんが、そもそもグループ活動が苦手な人はなにが嫌なのかを考えてみましょう。

グループということは集団行動ということになり、その場に複数の人がいて、それぞれの人と接する機会があるので、それぞれの個性と対応しなくてはなりませんよね。

これは、じつはけっこう社会スキルを求められることになるので、確かに大変なことです。

いきなりみんなと親しくなるというのは、かなりハードルが高いことになってしまうので、まずは自分にとって近くにいる人から関係を築いていくことをおすすめします。

席が隣だったり、家が近所だったり、共通の友達がいる人だったり、その相手を自分で選んで少しずつ距離を縮めていきましょう。

全員と仲良くならなくても大丈夫

近くにいる人と少しずつ仲良くなれば、その人を通じて他のメンバーとも仲良くなっていけるケースもあります。

しかし、そうなってくると今度はその人にとっては気の合う相手でも、自分にとってはあまり仲良くなれないタイプの人とも接する機会が出てくるかもしれません。

その場合は、自分のなかでボーダーを引いてしまいましょう。

グループ活動をしなくてはいけないからといっても、必ずしも全員と仲良くならなくても良いのです。

自分にとってストレスを感じない相手とのみ距離を縮めるようにして、他の人とは当たり障りのないように対応だけしていけばうまくその場を過ごせるでしょう。

2.1人になれる時間を作る


グループ活動をしていると、集団で過ごす時間が多いため1人でほっとする時間が少ないと思います。

グループ活動が苦手な人のなかには、このように集団でいると自分だけの時間がないから嫌だという人もいますよね。

1人でやりたい趣味があったり、1人時間が好きな人はとくにそうかもしれませんね。

そんな人がグループ活動をすることになったら、なるべく自分1人になれる時間を作ることが大切です。

グループ活動のなかでの一部の作業を1人になれるものにしたり、休憩時間だけは1人で外にランチをしに行ったりと、グループで過ごす時間と1人で過ごす時間とのメリハリを意識して、上手に自分のバランスを整えるのです。

だれでも1人で過ごすほうが気楽ではあります。

その1人の時間にいかにリフレッシュして、戻ってから他人と上手に過ごしていくかが重要になってくるので、自分で気を抜ける時間を作れるようにまずは調整をしてみましょう。

3.グループでの自分の役割・立場を把握する

個人でなにかをしようとしているときは、自分の役割を自分のペースで進めて完成させればよいので、自分のことだけを考えて行動ができるため気楽ですよね。

グループ活動の難しいところは、個人行動とは違って、自分以外の人の役割と自分の役割が分かれているところです。

グループ活動が苦手という人のなかには、「自分はグループでなにをしたら良いのかわからない」と悩んでしまう人もいるかもしれません。

なかには、グループのメンバーのなかに積極的に動けるタイプの人がだいたいのことを仕切ってやってしまうため、自分の出番がなかったというケースもあることでしょう。

グループ活動が苦手な人は、自分もきちんとグループの活動の役に立てるよう、まずは自分の役割と立場を把握するようにしましょう。

自分のするべきことをきちんと行動することで、自然とグループの輪の中に入ることができるので、グループの役に立つことこそがグループ活動を成功させる上で重要なことなのです。

4.他の人の話を積極的に聞き、聞き上手になる

集団でいると、面白いことを言ってその場を盛り上げるムードメーカーというものが必ず存在します。

しかし、グループ活動がもともと苦手な人がこのムードメーカーになろうというのはとても難しいことでしょう。

無理して周りを盛り上げたり、明るく振る舞う必要はないので、グループ活動が苦手な場合は、まずは自分は他人の話をよく聞くように心がけると良いと思います。

聞き上手な人というのは、話をしている人からすれば感じがとても良く、グループ内でも好かれる傾向があります。

話すことが得意ではなくても、輪の中で聞き上手な役割にまわるだけで、メンバーの一員として仲良くなれるので無理をせずに聞き上手なキャラクターを演じてみましょう。

相槌を適度にうつことを意識する

では具体的に聞き上手になるためにはどうしたら良いのか?をご紹介していきます。

聞き上手と言っても、ただ「聞いている」だけでは相手になにも伝わりません。

この場合は、適度に上手な相槌をうつことがとても大切なのです。

誰かが面白いことを言ったらただ笑うだけではなく、「面白いね」と言ってみたり、相手に同調するような相槌を心がけると好感度も高くなるでしょう。

「うんうん」と頷いて反応をすることも大切ですし、相手の話をきちんと聞いていることを相手に印象づかせるのです。

是非、試してみてくださいね。

5.気を遣いすぎないようにする

グループ活動が苦手だと、つい周りに気を遣いすぎる傾向があります。

大人数でたくさんの人がいることにあまり慣れていないため、どのように周りに接するのが正解なのかが分からず、その結果気を遣いすぎて自分が疲れてしまうのです。

しかし、人に気を遣う時間が楽しい人なんてあまりいませんよね。

相手に対して失礼なことを言ったりすればもちろん嫌われてしまいますが、そうではないならそこまで気を遣う必要はありません。

なるべくなら気を遣いすぎないよう意識して、グループ活動の時間をもっと気楽に過ごせるようにしてみましょう。

6.合わない人とは距離を置く

世の中にはたくさんの人がいて、様々な生活スタイルで育った人がいるため、集団でいるとなかには自分と性格が合わない人も存在します。

その場合は、無理をして相手に合わせながら付き合う必要はありません。

いくら会話を重ねても相性の合う合わないはあるため、そんな場合はその人とは距離を置くようにしてみましょう。

グループ活動のときだけ話をするようにして、それ以上でも以下でもない関係を作り自分のストレスにならないように心がけると良いかもしれません。

7.人に興味を持つ

グループ活動の苦手意識を克服するためには、まずは人に興味を持つことも大切です。

グループには複数の人が集まるため、それぞれに個性がありますよね。

自分のグループには男女何人いて、それぞれにどんな性格の人なのか?好きなことはなにか?得意なことはなにか?など、みんなの特徴を知っていくよう心がけると良いでしょう。

人に興味を持つことで、自分以外の人の考え方や生き方を知り、もしかしたら自分のほうから仲良くなりたいと思える相手に出会えるかもしれません。

まずは知ってみることからはじめてみましょう。

8.人のいいところを見つける

グループ活動が苦手な人というのは、人付き合い自体を苦手としています。

どうして苦手になってしまうのか?を考えてみると、なかには人の嫌な部分を過去に知ってしまって、もう揉め事を起こしたくないというトラウマがあったり、人に気を遣うこと自体が苦手だという人もいますよね。

そんな人がグループ活動をしなくてはならない状況となった場合は、まずはそのメンバーのいいところを見つけるようにしてみましょう。

人の悪いところを見つけることはじつはとても簡単で、悪いところを探し出したらなかなかその人のことを好きになることは難しいかもしれません。

しかし、どんな人にも良いところはあるので、そこを認めてあげるようにしましょう。

9.人の役に立つことをしてみる

グループ活動となると1つの目標に向かって、グループ内でそれぞれに役割があり、それを実行していかなくてはいけません。

グループ活動に苦手意識を持ったままだと、そのなかで自分がどのように働いていったら良いのかが分からないというケースもあると思います。

そんなときはまず、このグループ活動においてどんな行動をしたら人の役に立てるかを考えてみると良いでしょう。

リーダーとしてまとめるような大きな役割を果たさなくても、みんなが行動しやすいように細やかな気遣いを心がけるだけでも、意外とグループのメンバーはそれに感謝してくれたりもします。

自分にできることはなにか?を考え、まずは人の役に立つことをしてみましょう。

10.自分の長所と短所を把握する

人にはそれぞれ、性格に長所と短所があります。

グループ活動を苦手とする人は、グループのみんなとうまくやっていくためにも、まずは自分の長所と短所はなにかを把握してみるのも良いと思います。

自分の長所と短所を把握することで事前に心構えをすることができ、グループ活動が始まったらできるだけ自分の長所を生かすように行動をし、短所についてはグループのみんなに悟られないよう対処することが懸命です。

揉め事を起こさず、グループ活動の時間を終えることができれば、「意外と苦手だと思っていたグループ活動も平気だった」と思えることができるかもしれません。

経験を積んで自分に自信を持つことが、苦手意識を克服できる第一歩に繋がるかもしれませんよ。