自分の長所と短所を把握することで事前に心構えをすることができ、グループ活動が始まったらできるだけ自分の長所を生かすように行動をし、短所についてはグループのみんなに悟られないよう対処することが懸命です。
揉め事を起こさず、グループ活動の時間を終えることができれば、「意外と苦手だと思っていたグループ活動も平気だった」と思えることができるかもしれません。
経験を積んで自分に自信を持つことが、苦手意識を克服できる第一歩に繋がるかもしれませんよ。
11.自分の中のグループ活動に対する悪いイメージをリセットする
人は一度なにかを「苦手」だと意識してしまうと、どんどんその対象に対するイメージが悪いものへとなっていきます。
グループ活動を苦手だと思っている人からすれば、「複数の人と関わったら面倒なことになる」「気を遣いたくない」「みんなに迷惑をかけたくない」「孤立してしまうかもしれない」など、様々なネガティブなイメージを抱いていることもあることでしょう。
しかし、悪いイメージを持ったままではいつまでたってもグループ活動を好きになることはできません。
まずは一度悪いイメージをリセットしてみて、クリアな気持ちで挑んでみましょう。
もしかしたら何も考えず経験してみることで、思ったよりも良い結果が生まれるかもしれませんよ。
12.共通の話題を見つける
グループ活動において、まずはメンバーの一員としてみんなと会話をすることが大切です。
会話といっても、「グループのメンバーといったい何を話して良いのか分からない」とそれが悩みとなっているケースもありますよね。
相手が話題を振ってくれたら上手に相槌を打っていけば良いのですが、もしも相手が話題を振ってくれない場合には、まずは頑張って共通の話題を見つけてみると良いでしょう。
グループ活動の話でも良いですし、共通の知人の話、テレビの話題など、お互いが興味のあることならなんでも良いので、少しずつ相手に話しかけてみましょう。
相手の反応を見ながら、どんどん会話をしていくことで意外と気が合う友人になれるかもしれません。
13.克服する意欲を持ち続ける
一度苦手だと思っても、それを克服したいと思う気持ちがあることは大切なことです。
しかし、一度は頑張ってみてもやっぱり難しいという挫折を味わうこともありますよね。
そんなときはつい、克服することを諦めたくなってしまうものだと思います。
グループ活動においても、人が関わってくる問題になるわけなので、苦手意識を抜けられないままではいつか克服する意欲さえなくしてしまうかもしれません。
まずはせようとせすぐに成功さず、頑張り続ける気持ちが大切です。
14.表情をやわらかくすることを意識する
グループ活動をしていると複数の人と顔を合わせるため、人付き合いが苦手な人はただたくさんの人がいるだけで緊張してしまうことでしょう。
緊張しているとつい顔がこわばってしまうことも多く、みんなが笑顔で楽しそうに話をしているのに、苦笑いになってしまったりもします。
顔がこわばっていたり苦笑いになってしまうと、それを見ている周囲の人も気を遣うようになってしまうので、なるべく表情をやわらかくすることを意識するとよいかもしれません。
まずはリラックスして呼吸を整え、聞き上手な人を目指しましょうね。
15.経験を積む
どんなことでも経験を積むことは大切です。
経験を重ねることで、もともとは苦手だったことがだんだんとできるようになるという人も多いですよね。
グループ活動においてもそれは同じで、最初はただ緊張して疲れてしまっていたグループ活動も、経験を積むことで少しずつリラックスして周囲と打ち解けられるようになったり、自分の意見を少しずつ言えるようになったりします。
グループ活動に対して苦手意識を持っていたとしても、みんなと関わることを避けたり、活動自体に参加をしなかったり、その場から逃げる行動をしなければ自然と経験は積まれていきます。
まずは経験してみることが大切なので、逃げずに頑張ってみましょう。
16.適応能力を磨く
グループ活動の苦手意識を克服するためには、まずは自分の適応能力を磨くことが大切です。
適応能力とは、グループ活動をする上でその環境内で今何が求められているかを考え、自分がどんな行動をとれば周囲の役に立てるかを自分で判断し、その場で行動する力のことをいいます。
この適応能力が高い人はグループ活動のなかでも、周囲からとても頼られ好かれる傾向があります。
人付き合いが苦手だったとしても、みんなから頼られる存在になれば自然とグループ活動は成功するでしょう。
まずはグループ活動の意義を考え、常に周囲を観察し、それに見合った行動ができるよう心がけましょう。
17.共感する
グループ活動をしていると様々な人の意見や行動を目の当たりにしますよね。
みんなとうまくやっていくためには、まずは人の意見を聞いて共感することが大切です。
なかには自分とは意見が違うかも?と思う人もいるかもしれませんが、人の意見を最初から否定してしまうと印象が悪くなってしまうため、まずは共感をして理解をしていることを知ってもらい、少しずつ周りの反応を見ながら意見をしていくと良いでしょう。
グループ活動で大切なのは、みんなと波長を合わせることです。
トラブルを起こさないよう柔軟に対応していくことで、少しずつグループ活動に対する苦手意識がなくなっていくはずです。
18.ハキハキと話すことを意識する
人と話すことが苦手だと自分で思っている人のなかには、ハキハキと話すことが苦手という人もいますよね。
そんな人はグループ活動のなかでも、自分が話す順番になるとモジモジしていて周囲をイライラさせてしまう傾向があります。
相手がどんな声の大きさで話せば聞き取りやすいか、声のトーンやスピードなど、どんなときでも聞き手のことを考えて話すことを意識しましょう。
ハキハキと話すことで、自信のなかった意見も相手からすれば説得力のあるものに変わったり、良い面もたくさんあるので頑張って挑戦してみてください。
19.話すスピードを意識する
緊張していると、つい話すスピードが速くなってしまう人もいます。