2.1人になれる時間を作る
グループ活動をしていると、集団で過ごす時間が多いため1人でほっとする時間が少ないと思います。
グループ活動が苦手な人のなかには、このように集団でいると自分だけの時間がないから嫌だという人もいますよね。
1人でやりたい趣味があったり、1人時間が好きな人はとくにそうかもしれませんね。
そんな人がグループ活動をすることになったら、なるべく自分1人になれる時間を作ることが大切です。
グループ活動のなかでの一部の作業を1人になれるものにしたり、休憩時間だけは1人で外にランチをしに行ったりと、グループで過ごす時間と1人で過ごす時間とのメリハリを意識して、上手に自分のバランスを整えるのです。
だれでも1人で過ごすほうが気楽ではあります。
その1人の時間にいかにリフレッシュして、戻ってから他人と上手に過ごしていくかが重要になってくるので、自分で気を抜ける時間を作れるようにまずは調整をしてみましょう。
3.グループでの自分の役割・立場を把握する
個人でなにかをしようとしているときは、自分の役割を自分のペースで進めて完成させればよいので、自分のことだけを考えて行動ができるため気楽ですよね。
グループ活動の難しいところは、個人行動とは違って、自分以外の人の役割と自分の役割が分かれているところです。
グループ活動が苦手という人のなかには、「自分はグループでなにをしたら良いのかわからない」と悩んでしまう人もいるかもしれません。
なかには、グループのメンバーのなかに積極的に動けるタイプの人がだいたいのことを仕切ってやってしまうため、自分の出番がなかったというケースもあることでしょう。
グループ活動が苦手な人は、自分もきちんとグループの活動の役に立てるよう、まずは自分の役割と立場を把握するようにしましょう。
自分のするべきことをきちんと行動することで、自然とグループの輪の中に入ることができるので、グループの役に立つことこそがグループ活動を成功させる上で重要なことなのです。
4.他の人の話を積極的に聞き、聞き上手になる
集団でいると、面白いことを言ってその場を盛り上げるムードメーカーというものが必ず存在します。
しかし、グループ活動がもともと苦手な人がこのムードメーカーになろうというのはとても難しいことでしょう。
無理して周りを盛り上げたり、明るく振る舞う必要はないので、グループ活動が苦手な場合は、まずは自分は他人の話をよく聞くように心がけると良いと思います。
聞き上手な人というのは、話をしている人からすれば感じがとても良く、グループ内でも好かれる傾向があります。
話すことが得意ではなくても、輪の中で聞き上手な役割にまわるだけで、メンバーの一員として仲良くなれるので無理をせずに聞き上手なキャラクターを演じてみましょう。
相槌を適度にうつことを意識する
では具体的に聞き上手になるためにはどうしたら良いのか?をご紹介していきます。
聞き上手と言っても、ただ「聞いている」だけでは相手になにも伝わりません。
この場合は、適度に上手な相槌をうつことがとても大切なのです。
誰かが面白いことを言ったらただ笑うだけではなく、「面白いね」と言ってみたり、相手に同調するような相槌を心がけると好感度も高くなるでしょう。
「うんうん」と頷いて反応をすることも大切ですし、相手の話をきちんと聞いていることを相手に印象づかせるのです。
是非、試してみてくださいね。
5.気を遣いすぎないようにする
グループ活動が苦手だと、つい周りに気を遣いすぎる傾向があります。
大人数でたくさんの人がいることにあまり慣れていないため、どのように周りに接するのが正解なのかが分からず、その結果気を遣いすぎて自分が疲れてしまうのです。
しかし、人に気を遣う時間が楽しい人なんてあまりいませんよね。
相手に対して失礼なことを言ったりすればもちろん嫌われてしまいますが、そうではないならそこまで気を遣う必要はありません。
なるべくなら気を遣いすぎないよう意識して、グループ活動の時間をもっと気楽に過ごせるようにしてみましょう。
6.合わない人とは距離を置く
世の中にはたくさんの人がいて、様々な生活スタイルで育った人がいるため、集団でいるとなかには自分と性格が合わない人も存在します。
その場合は、無理をして相手に合わせながら付き合う必要はありません。
いくら会話を重ねても相性の合う合わないはあるため、そんな場合はその人とは距離を置くようにしてみましょう。
グループ活動のときだけ話をするようにして、それ以上でも以下でもない関係を作り自分のストレスにならないように心がけると良いかもしれません。
7.人に興味を持つ
グループ活動の苦手意識を克服するためには、まずは人に興味を持つことも大切です。