そのことがすでに行動力と言えますね。
どうしても欲しいものがあるとします。
行動力がない人は自分にはお金がないから欲しいものを手に入れることができない、と言います。
なんとか稼いで欲しいものを手に入れようとするかもしれませんが、賃金に文句を言うかもしれません。
自分が欲しいものをすでに手にしている人に対して敵対心を持ったり、嫉妬するかもしれません。
行動力のある人も嫉妬したり敵対心を持つかもしれませんが、それだけに終わりません。
そのエネルギーを力に変えていきます。
自分には何が足りないのか、お金を稼ぐためには何をしたらいいのかを一生懸命考え、いつまでも不平不満を持つことはありません。
不平不満を持つ暇がないのかもしれません。
欲しいものを得るための方法を一生懸命考えるのです。
一生懸命考えるから目標設定につながり、方法論も手に入れていけるのです。
行動力が有り余っているといえますね。
でも行動力がある人イコール無謀な人ではありません。
4.失敗を怖がらない
冒険心旺盛な人は失敗を怖がらないという特徴があります。
失敗することは恥ずかしいものと思っている人もいますが、冒険心旺盛な人は失敗は成功するまでの過程のひとつだととらえられます。
この方法ではうまくいかなかったということを知る機会、経験ととらえます。
失敗を恐れると前には進めなくなります。
冒険心が旺盛な人が持つ特徴の一つは行動力があるということですが、失敗を怖がらないからこそ行動力もあるのです。
もちろん、何も考えずに思いついた行動ばかりを繰り返すのはよくありません。
失敗を怖がらないから失敗をしてもいいんだという考えは無鉄砲なだけです。
失敗を怖がらないことと無鉄砲は似て非なるものです。
失敗するかもしれないけれどそのリスクを十分理解したうえで、行動することを選択できるのです。
失敗からも何かを掴み取るたくましさがあるのですね。
5.何事もポジティブに考えている
冒険心旺盛な人は何事もポジティブに考えられます。
下手なポジティブシンキングは危険ですが、正しいポジティブシンキングを持っています。
下手なポジティブシンキングとは、気分に任せて自分の都合の良いように考え、危険を避ける行動をとらなかったり、用心しなかったり、リスクを甘く見たりすることです。
正しいポジティブシンキングは、明るい未来のためになにをしなければいけないのかという緻密さが必要です。
そのうえで明るい気持ちを持ち続けられるのが冒険心旺盛な人の特徴です。
好奇心で満ち溢れているので、明るい気持ちを持ち続けられるとも言えます。
いくら明るい気持ちを持ち続けられる人でも、ときに落ち込んだり悩むこともあるでしょう。
ただ、いつまでも落ち込んだりせず気持ちを早く切り替えることが大切です。
落ち込みが激しいときは、そこから回復することが難しいときもあるかもしれません。
そういうときは、問題やつらい気持ちをいったん脇に置いておいて、気分転換を図りましょう。
好きなものに囲まれて過ごすとか、何もかも忘れて今日一日だけはぐうたらに過ごすと決めてみる、海を見に行くなどなんでもいいです。
自分にとって、とっておきの気分転換方法を取り入れてみることをお勧めします。
ただ一つだけ注意点があります。
過去の幸せな体験や成功も引きずらないほうが良いということです。
嫌なことは引きずらないようにしたほうが良いということは誰でも知っていますが、逆もしかりです。