冒険心旺盛な人は柔軟な心を持っています。
意思が強くブレることがないのは強さばかりではありません。
柔軟さも必要なのです。
人と自分を比べることはあまりなく、自分と違う人の言動や人生、好みを尊重することができます。
自分にとっての価値観を大切にしているからこそ人の価値観を尊重できるのです。
尊重できるということは、決めつけたり、自分の意見や価値観を押し付けることはありません。
周りの意見に流される人というのは自分の中に確固たるものがないので、フラフラ流されるのです。
流されることがないということは、自分の軸を保ちながら、そして好奇心を持ちながら行動できるため、思いもかけないチャンスにめぐり合うこともできるのです。
10.判断力がある
冒険心のある人は判断力があるものです。
判断できないのに冒険し続けることは難しいと思います。
判断できない人が冒険をしたとしたら、最初はたまたま上手くいくか、もしくは失敗が重なりすぎ、いずれはにっちもさっちも行かない状況に陥り、挫折してしまうことでしょう。
ところで判断力と決断力は言葉はよく似ていますが似て非なるものです。
判断力は、たとえば知っている事柄や物事についてどうすればよいか、どれをチョイスすればよいかということを判断する力と言えます。
もしくは、今は知らないわからないことでも過去の経験やパターンから自分自身で判断できる能力が判断力ですが、決断力というのはよくわからないこと知らないことでも、「こうだ、こうしよう」と決めること、決める力のことです。
知っていようがいなかろうが心一つなのです。
冒険心のある人というのは決断力があるだけの人だと勘違いされがちですが、実は判断力もとてもある人なのです。
これも逆から考えるとわかりやすいことなのですが、判断力がなければ冒険をしてもすぐに失敗をしてしまいます。
失敗しても挑戦し続けるからこそ冒険心があるのかもしれませんが、執拗に失敗が続ければ自分自身も嫌になり、周りにも迷惑が掛かり冒険どころではなくなります。
小さな成功体験を重ねて成功へ続くためには判断力が必要なのです。
11.人の目を気にしない
冒険心のある人は人の目を気にしません。
私たちの悩みや苦しみの原因の大部分が人間関係に基づくものだと言われています。
例えばお金の問題があったとしても人目を気にしなければ、なんとかなることも多いものです。
お金がないから良い生活ができなくてもそこそこ生きていけるものを、人の目を気にすると恥ずかしい、みじめだ、となりますね。
自分が人からどう見られるかという意識は、大人として生きている以上ある程度は気になるものかもしれませんが、度が過ぎると、行動へのエネルギーがそちらにとられて身動きができなくなります。
その結果、自分軸ではなく他人軸で生きること、行動することになります。
人の目を気にする人は、いわば自分の軸がズレた状態ですから判断ミスも起こりやすくなり、そもそも他人軸で自分の行動を決めていくことになるので、自分の本当の望みがわからなくなっているはずです。
自分の望みなのか人の望みなのかがわからなくなるだけでなく、人の望みを自分の望みだと勘違いするようになってしまいます。
行動力と冒険心のある人は人の目を気にしていないからこそ楽しみや成功に近づけるのです。
12.退屈な時間が苦手
冒険心がある人は、退屈な時間が苦手な傾向があります。
退屈するくらいなら失敗しても良い、くらいに考えているかもしれません。
表面的には意識していなくても、潜在意識にはそういった気質があるかもしれませんね。
人は退屈が続くと、暇だとロクなことを考えたりしたりしない、と言われています。
冒険心のある人は退屈な時間が嫌だからこそ、あれやこれや工夫もし、自分自身に刺激を与え続けられるのかもしれません。
事業を興すよりサラリーマンでいるほうが刺激は少ないです。
冒険旅行に出かけるよりはツアーに参加するほうが安全です。
でも冒険心のある人は退屈や安全より刺激が好きなのでしょうね。
13.常に楽しいことを考えている
オープンマインドで気持ちに張りがあり、楽しむことを知っている人、それが冒険心のある人の特徴でもあります。