集中力には二通りあります。
一つは短い時間、たとえば朝起きてから夜寝るまでずっと同じことをし続ける、というような集中力。
もう一つはもっと広い意味での集中力です。
一つのことを続けていくうえでのらりくらりしているように見えても、本人の中ではブレず同じ方向を見続けていけるという集中力です。
冒険心のある人というのはそのどちらも発達しているのです。
20.興味を持ったことはとことん追求する
興味を持ったことを、よくわからないまま放っておくことが耐えられないというのも冒険心のある人の特徴です。
とことん追求しなければ気が済まないのです。
追求することそのものが冒険心とも言えますね。
そんなこと追及して何になるの?と言われるかもしれませんが、追求せずにはいられないのです。
知識であれ行動であれ自分の中に納得感が得られないまま放置することができないのです。
21.子供心を忘れない
大人の知性や経験を持ちながらも冒険心のある人は子ども心を忘れない人ですね。
小さな子どもは見るもの聞くものすべてが初めてなので、興味津々です。
大人になれば、目の前には見たことのあるものだらけになり、経験したことだらけになります。
あって当たり前になるのですが、冒険心がある人にとってはそうではないようです。
世界は広い、宇宙は無限です。
自分が知っていることや見たことはこの宇宙の中の埃のような小ささだと言わんばかりにさらにいろいろなことへと心が開かれています。
22.熱しやすく冷めやすい
ただ、冒険心のある人は熱しやすく冷めやすいところがあります。
熱しやすく冷めやすいというと欠点のように聞こえるかもしれませんが、物事は何事も表裏一体です。
つまり好奇心が旺盛だということに戻るのです。
冷めるからこそ次に熱いものへと向うことができるものです。
熱しやすく冷めやすいということは決して欠点だけではない特徴です。
あの人は熱しやすく冷めやすい人だといわれることを恐れない人です。
熱しやすく冷めやすい人は何かを始めるのは、それが楽しそうに思えるから、ただ何となく理由もなくとても好きで興味を持ってしまった、という動機に基づいている場合が多いものです。
冒険心がある人はそんなワクワク感がたまらないのでしょう。
23.チャレンジャー
冒険心のある人はチャレンジャーです。
不可能か可能かはやってみなければわからない、わからないからやる価値があると考えています。
チャレンジするということを感じられなければ面白くないのです。
チャレンジしていると感じれば、それが些細なことであってもワクワクできるのが冒険心のある人、冒険好きな人です。
もう少し自分にチャレンジ精神があればなあと思うことがありませんか?
恋愛も仕事も、ダイエットや友人関係でもチャレンジ精神のある人とない人では過程も結果も変わってきます。
慎重になることはもちろん大切なことですが、本当の意味のチャレンジャーはリスクを計算しながら小さなチャレンジを続けられる人です。
それこそが冒険ではないでしょうか?
冒険というと、何か偉業を達成するためのことだと思われているのが残念です。
日々の生活のなかにも冒険するタイミングはふんだんに隠れていますよ。
24.遊び心がある
日本ではこどもの頃から、授業中はふざけてはいけませんと言われて育ちます。