ぬくもりのある人は、ただぼーっとしながら相手の話を聞いているというわけではありません。
あたかも相手に起こったことや相手が感じていることを、自分が感じているようなこととしてとらえます。
そして、話している人の身になって共感しながら話を聞いてくれるのです。
話を聞いてくれても、話を進めるごとに否定的な意見を述べてくる人って嫌じゃありませんか。
まるで自分の話を聞いてもらっているものの、どこかで聞いてくれていないような気持ちさえも感じることがあるでしょう。
自分の事のように話を聞いてくれるからこそ、心があたたかい人だと感じます。
つい相談したくなってしまう雰囲気を持っている
また、ぬくもりのある人というのは、悩んでいる時などに”相談したい”と思わせてくれる雰囲気を持っていることが多いです。
相談した時に否定的な意見を述べるのではなく、問題に真摯に向き合い一緒に解決策を考えてくれるだろう…なんて、まだ話したことがない人でさえも、そのように感じることが多いのです。
つい相談したくなってしまう人というのは、あなたの周りにもいませんか?そのように感じるのは、相手がどこか温かい心を持っていると感じるからでしょう。
3.感情的にならない
人は感情的になると、自分の気持ちをコントロールできないことがあります。
あなたも、ちょっとしたことでイラついて相手にその感情をぶつけてしまった・・なんてことはありませんか。
ぬくもりのある人は、誰もが感情的になってしまうような状況であっても感情的になることはありません。
なぜなら第一人者としてその問題や相手からの発言を見たり受け取っているわけではないからです。
常に第3者の目線から自分や自分の周りにいる人たちを見ています。
つまり、常に客観的に自分たちを見ているということになります。
そのため、どんなに感情的に怒ったり悲しくなってしまうようなことがあったとしても、第3者の目線からどうすれば解決できるのか、今なにをするべきなのかを考えることができます。
要するにぬくもりのある人がぬくもりをもっているのは、そのように常に周りに起こっている出来事を客観視して冷静に見極めているからなのでしょう。
4.視野が広く、気遣いができる
常に周りの人たちやその風景に気を配るのがとても上手なのも、ぬくもりのある人の特徴になります。
ぬくもりがあるというのは、心に余裕があるからこそ心からにじみ出るものです。
つまり、ぬくもりのある人たちというのは、視野が広くて気遣いができるという特徴を持っているということでもあるんです。
あなたは、視野を広く見ることができているでしょうか。
その際に何か問題に気付いたのであれば、困っている人たちに対して声をかけることはできるでしょうか。
思いやりを持っているものの、実際に行動に移すことができる人が少なくなってきています。
そのため、周りの変化をキャッチしすぐに行動してくれる人は、「優しい人だな」と以前にもまして周りの人に認められやすくなっているんです。
5.落ち込んでいるときに声をかけてくれる
あなたが落ち込んでいるときに、誰かが「大丈夫?」と声をかけてくれたことはありますか。
まだその経験がない方は、もしもそのように苦しい状況の際に大丈夫?と一声かけてくれて、あなたの悩みを親身になって聞いてくれるような人がいたらどうなのかを想像してみてください。
うれしく感じ、さらには落ち込んでいる状況から立ち直りやすくなるのではないでしょうか。
落ち込んでいるときに声をかけてくれる、たったその一言だけで人というのは頑張れるものなのです。
それに落ち込んでいる誰かを心から心配できるような温かい心を持っていないと、そんな風に声をかけることはできないですよね。
6.声のトーンが優しい
ぬくもりのある人は、なぜだか共通しておっとりしている方が多い傾向があります。
それでいて話し方のトーンが優しめで、ゆっくり重みのある言葉を発します。
あなたの周りにぬくもりのある人がいる場合にも、そんなことがいえるのではありませんか?不思議なことに人間というのは、ゆっくり穏やかにしているものほど魅力を感じやすい傾向があります。
それは生きることに対して余裕があるように見えるからでしょう。
それになんといっても、誰しも口に出さないだけで誰かに認められたいという気持ちを持っています。
そのため、自分自身を受け入れてくれるような優しい話し方の方には、どうしても甘えてしまうんですよね。