今に生きよう!とよく言われますが、実際のところ今を生きることしかできないはずですよね。

それなのにどうして、わざわざ今に生きようと言うのでしょうか?

それは心が過去や未来へと向きながら過ごしているということを指しているのです。

今回は今を生きるとはどういうことなのか、今を生きている人の特徴をまとめてみました。

あなたは今を生きていますか?

あなたは今を生きていますか?という質問をされてすぐに「はい」と答えられるでしょうか?

今を生きるとは体はここにありながら、心が過去や未来に向いている、そして向いているだけでなく、そこにある意味とらわれがあるということです。

今を生きるとはどういうこと?

本当に幸せになるためには今ここで幸せになるしかないのに、ここではないどこか違うところで生きようとしていませんか?

過去はともかく、心が未来に向いているということは良いことなのでは?と思われるかもしれませんが、未来を幸せに良くしようと思ったら、できることは今しかないですよね。

未来において成功しようと思ったら、今現在「よし未来成功するぞ」と思って何もしなければ成功するはずはありません。

未来を良くしよう!と思うことはとても素晴らしいことですが、そこで止まってしまっては何も始まらないということは誰でもわかっていることです。

今を生きるというのは未来や過去にとらわれずに生きることですが、未来を考えないとか過去を思い出しもしない、ということではないのです。

過去の失敗を糧にして、今を改善することはとても大切です。

未来に想いをはせて、今を努力するモチベーションとすることもとても良いことです。

今を生きている人の特徴25選


それでは、今を生きている人の特徴をひとつひとつ見ていきたいと思います。

具体的にどういう心の在り方や、どういう姿勢、どういう行動が今を生きている人の特徴なのかがわかることで今を生きるということも見えてきます。

1.やりたいことをやっている

今を生きられないという人は、やりたいことをできていないのです。

今を生きている人はやりたいことをやっているものです。

自分がやりたいことをしているときに、過去の成功体験を思い出し「あの頃はよかったのに・・・」とは言わないでしょう。

やりたいことをやっているときには未来への不安におののくことはないはずです。

今、やりたいことをやりながら、その続きとして将来の希望や目標を思い描くことはあるでしょうが、不安は感じる暇はありません。

やりたいことをやっている人がもし今やっていることに困難を感じた場合は、「やりたいのにできない」とはならないものです。

「やりたいけれどやれない、できない、ならどうやったらできるだろうか」となるのです。

2.今大切なことやできることは何かを考えられる


今を生きるということは将来のことを考えないということではありません。

今を生きれば生きるほど「自分は何のために仕事をしていこうとしているのか?」「どんな将来にしたいのか?」「そのためには今どういった目標設定をすべきなのか?」を緻密に考え組み立てることの大切さがわかってくるものです。

もしそのとき目標が思いつかなくても今はそういう時期なのかもしれないとあきらめ、かといって刹那的に生きるのではなく、アンテナは四方に張り巡らせ、自分の行くべき方向が見えてくるまで待つことができます。

自分にとって大切なことは何かを考えられるということは、大切でない事や物を捨てていくこともできますね。

ある女性がとても愛している男性からプロポーズをされました。

その男性と女性は同じ仕事を通じて知り合い、どちらもリーダーシップを取る立場にあったのです。

プロポーズの返事はもちろん「イエス」ですが、その女性は結婚と同時にこれまでしていた仕事をいったん退く決心をします。

どうしてかと聞くと、「今の自分にとって一番大切なのは彼との生活だと強く思う。仕事と家庭を天秤にかけたというのでは決してなく、自分にとって一番大切だと思えることをしたい」と答えました。

彼女の素晴らしさは仕事より家庭を選んだ献身性や彼との生活を選んだということではないのです。

自分が今一番大切だと思えることは何かという視点から考えられたということです。

人によっては仕事も家庭もどちらも守っていくことが大切な人もいるはずです。

どちらを選んだから素晴らしいというのではなく、自分が今大切なものを見る力があることが素晴らしいのです。

そして人は常に変化していくものです。

自分自身や家族の在り方、心の変化でまたその女性は仕事を始めるかもしれませんが、今大切なことは何かを考えられる軸を外さないでしょう。

3.今を楽しむために何をすべきかを考えている

このように今大切なことは何かと考えると同時に、今を楽しむために何をすべきかを考えられます。

大切だと思い、やっている事柄や人が好きであれば喜びも大きくなりますよね。

大切、大切と大切なことにこだわりながらちっとも楽しめていないのであれば、本当のところ、大切なものではないのかもしれません。

何かを続けるために大切なことは楽しむことです。

成果を上げるために大切なことも楽しむことです。

スポーツの世界で勝つために必要なことは、厳しいトレーニングに励むことかもしれません。

そんな場合でも、厳しいトレーニングを積み昨日より今日、今日より明日と何かしらの成果が上がる過程が喜びならば楽しんでいるのです。

そこには義務感は存在しません。

形的には自分に義務を課しているかもしれませんし、コーチに義務だと言われることもあるでしょうが、自主的に行っているからこそ楽しめるのです。

4.過去にとらわれない

先にもお話していますが、今を生きる人は過去にとらわれていません。

過去にとらわれていないからこそ今を生きられるのです。

「あの時はよかった」というのは悪魔のささやきと心得ましょう。

「あの時はよかった」という言葉が出るのは、若さを消耗していると思いましょう。

青春時代を生きる若者は、あの時はよかったとは言いません。

成功体験を大事に持ち続けることは心の老化です。

そして、「あの時こうしていればよかった」ということも同じです。

もちろん、失敗をして反省し、次は同じ間違いを犯さないことは必要です。

ただ、その場合は強く1度だけ「あの時はこうしていればよかったのだ」「今度は同じ間違いをしないためにどこをどう改善すればよいのだろうか」と真剣に考えるのです。

そのときに自分のための決まり事を作ってみるのも有効ですよ。

たとえば、大切なものを忘れてしまったことで大きな損害を被ったとしましょう。

とてもショックでことあるごとにその後悔が押し寄せてくるような場合、今後同じ轍を踏まないためには大切なものに鍵をかけるとか、紐でバッグにつないで決してはずさないようにするなど。

ほんの些細なことでも大事にいたる場合がありますので、過去の失敗を生かすためにしっかり考えましょう。

こういった工夫や努力は過去にとらわれていないからこそできるのです。

5.未来の事を考えすぎない

今を生きるためには、過去にとらわれないだけでなく未来にもとらわれないことも必要です。

心配事のほとんどは実際には起こらないと言われていますが、心配性の人はあれこれ考えすぎてしまいますね。

私たちがもし未来への不安をまったく持たず、あれやこれや心配しなければどうなるでしょうか?

その答えは「幸せになります」です。

先にお話しした過去にとらわれるのは未来に不安があるからです。

また同じようになってしまうかもしれない。

自分の未来は真っ暗だ。

望みが叶えられなければどうしよう。

などなど、将来に対する不安は過去の失敗や不幸が未来も続いていると思ってしまいます。

過去と未来の間に「今」があるという考えには及ばなくなってしまうのですね。

変えられるのは「今」だけだということはすっぽりと抜け落ちてしまっています。

ただ、私たちは今でこそ日本で生きている分には、そこそこ安全で暮らしていけますが、もともと人間は、サバイバルな生活をしていた時を経ているのです。

そのときの本能とでもいうのでしょうか、危機管理意識が私たちにも根付いているのです。

危険から身を守るための本能です。

人は暇になるとロクなことをしない、と言われるのは、忙しくしている間は危機に対する意識が目の前の出来事によって忘れられている、もしくは目の前の出来事、物事に対して危機管理意識を使っている状態になります。

暇になると、本来持っている危機管理意識がむくむくとあふれ出てくるのです。

このときの危機管理意識を別名で不安と呼んでも良いかもしれません。

じっとしているとなんとなしに不安だから余計なことを始めてしまうのです。

今を生きるためには意識的に、「未来のことを考えないでおこう」と思ってみてください。

6.ながら行動をしない

今を生きている人は、ながら行動をしていません。

今を生きることとながら行動と、どうつながっているのでしょうか?

ながら行動とは同時に二つ以上のことをすることです。

何かをしながら何かをする。

優秀な人でも何かをしているときは、もう一つのことはどこかで精度が落ちるものです。

そのことを知っているから優秀な人はながら行動をしないのです。

型があるもの、たとえば武道などでは一つ一つの所作の終わりをピタッととめますよね。

次の動作に移るときにピタッと止めています。

ながら行動をする人は、この止めがどこにあるのかわからないような行動をしています。

行動の精度が落ち、小さなやり直しが生じやすくなります。

小さなやり直しが生じると、そのたびに心は過去に戻りあれやこれや悔いることになり、未来への不安も生じやすくなります。

7.物事に優先順位をつけて実行する

あれもこれもという欲張り根性は決して悪いことだとは思いません。

欲があるから人は楽しめるし、前に進めます。

ただ、そこにはやはり工夫と努力が必要になります。

自分が欲しいものを得るときにはそれなりの対価を支払う覚悟も必要です。

覚悟を持った行為のひとつは、物事に優先順位をつけて実行するということです。

覚悟というのは、腹の底からの心の声として表現できますが、その覚悟を行動に移すこと、その一つは物事に優先順位をつけて実行することです。

どんな大金持ちな人でも普通の人と同じものは時間です。

一生の時間は、長生きな人と短命な人では違いますが、一日に使える時間はどんなに頑張ってもみんな同じですよね。

人生を変えるために必要なことの一つがこの時間の使い方と言っても過言ではありません。

優先順位の決め方ですが、やろうとしていることの緊急性という軸と重要性という2大軸で決めます。

まずは急ぎのものから手をつけていくことになると思います。

重要でも緊急性が低いときがありますね。

同じくらいに重要なものがある場合、緊急性の高いものが先にくるでしょう。

このように優先順位をつけて実行する癖をつけると、重要性が低いにもかかわらずやっていしまっていることが見えてくるものです。

行動のシンプル化ができていきます。

また、緊急性が高いものが多い人、仕事や家事、勉強などの場面で緊急性が高いものをいくつか抱えている場合、そういったもので忙殺されてしまい、自分にとって大切なものだとわかっていても手が回らないことがあるかもしれません。

実はこれはとても危険なことです。

今、手が回らないだけなら良いですが、いつの間にか忘れ去られる危険があるのです。

本当に大切なものを忘れるのか?との問いには、人は習慣に縛られる生き物でもあります、と答えます。

いつもいつも緊急性のある出来事に忙殺されて大事なものを忘れないように。

今を生きることができる人は、自分にとっての大切なこと、今という時間を大切にできるからこそ優先順位をつけて行動できるのです。

8.他の人と比べない

今を生きている人は他の人と自分を比べたりしません。

持ち物や着るものから、仕事や恋愛までなんでも人と自分を比べては落ち込んだり優越感を抱いたり・・・人と自分を比べることがなければ人生はとても楽しくなりますよ。

楽しいだけでなく自分に自信が持てるようになるのです。

逆もしかりで、自分に自信があり楽しんで生きる人は自分と他の人を比べません。

そして過去と今、未来を比べたりしません。

ところで、優越感は自信があるから持つ感情だと思われていませんか?
実は優越感も自分に本当の自信がないからこその感情です。

もしどうしても自分と人を比べてしまうということから抜け出せないなら、お勧めする方法があります。

まず、自分と人の何を比べているのかを見てみます。

例えばAの仕事ぶりがすばらしくてどうしても比べてしまうと考えたとします。

そこで思考が止まってしまっては進歩はありませんが、Aの仕事ぶりをうらやましく思うなら自分も取り入れる箇所はないだろうか?と考えます。

自分にはどうしてもAのようになるのは無理だと考えたとしても、どこか1か所だけでも真似したり、見習うところはないでしょうか?

比べるという負のエネルギーを少しでもプラスに変えていくことはできないかと考えます。

その段階で、どうしても自分はAのようにはできない、でも悔しいという感情がわいてきたらどうしますか?どうにもできないということがわかりますよね。

案外突き詰めて考えていくと、あきらめがつくこともあります。

今を生きられる人というのは、今の自分にはどうしようもないことをあきらめている人ともいえるのです。