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今を生きるとはどういうこと?今を生...(続き6)

18.前向き

今を生きていると前向きでしか生きられません。

ときに過去を振り返り反省することはありますが、未来への道を組み立てるための反省でしょう。

今を生きている人は今を楽しめる人ですから前向きにならざるを得ませんね。

心は体に、体は心に影響を与えます。

今を楽しみ前向きに生きている人は心身の健康に役立ちます。

健全な心身は今を生きる活力になります。

前向きだから今を生きやすくなると同時に、今を生きると前向きにならざるを得ないのです。

幸せに生きている人で後ろ向きな人はいません。

19.あきらめずに努力できる

あきらめが良い、悪いというのは生まれ持った性格の影響も多少はありますが、後天的な要素が強く働きます。

最初はすぐにあきらめていた人が徐々にあきらめずに努力できるようになれるのです。

難しい事柄に取り組んで成功したという自信は人を強くします。

何も最初から大きな出来事を乗り越えなくても、小さな達成感や成功を積み重ねていくことによって、あきらめない心が育っていくものです。

困難や苦労を乗り越えた時、大切なものを失った後、そのこと自体は苦しかったけれど、その経験があったからこそだと思えるようになったとき、すぐにあきらめていたら今はなかったなと思えたとしたら、その後の人生ではすぐにあきらめたりしないようになることが多いのです。

20.今を受け入れている

今を生きている人の特徴をまとめていますが、今を生きているとは、今を受け入れているともいえるのです。

受け入れるとはどういうことかというと、簡単に言うと「まっ、いいか」と思えるかどうかです。

ずいぶんいい加減だなと思われるかもしれませんが、後悔や反省することはたくさんあったとしても今の自分は「こうなんだ」ととりあえず思って、心がそこに捕らわれていないかどうかです。

21.トラブルにも臨機応変に対応できる

今を生きていれば、とっさのときのトラブルにも臨機応変に対応できます。

心が過去や未来、どこか今あるところからズレていると、当然のことながら「今」は見えていません。

今起こっているトラブルに臨機応変に対応するためには「今」に心があることが大切なのです。

今に生きていれば柔軟な心で対処できます。

不思議なことですが、トラブルの最中でも「今」を生きると過去の経験や未来も同時にそこに見ることができるのです。

それは過去や未来に生きるということではなくトラブルの対処の仕方が過去の経験をすくいとり、未来のためにどうすれば最善なのかが、「今」というときに浮かび上がってくるということです。

22.リーダーシップがある

今を生きている人の特徴のひとつに、リーダーシップがあるというものがあります。

リーダーシップというと、みんなを率いて先頭を歩く、引っ張っていくというイメージがあると思います。

会社の社長とか生徒会長とか。

でも、リーダーシップとはもう一つの在り方があります。

たとえば、好きで好きでたまらない趣味の世界を持っている人がいるとします。

その人は会社では決してリーダーシップを発揮するタイプの人ではありません。

でも、その趣味の世界では誰かに認められようとかリーダーになろうとは思っていないけれど、同じ趣味のサークル仲間ですごい知識のある人の知識を埋没させているのはもったいないということで発信の手助けをしています。

サークル仲間同士のコミュニケーションを円滑になるようにと工夫したりしています。

いつの間にかその人はそのサークルのなかでみんなを引っ張っていくような図式が出来上がったとしたら、リーダーシップを発揮していると言えませんか?

自分で会社や組織を興したわけでもなくリーダーシップを発揮することはあるのです。

なぜなら、その人はその趣味の世界とそのサークルに愛情があるからなのです。

23.自分の意思をしっかり持っている

今を生きている人は、どんなに優しげで気が弱いように見えても、自分の意思をしっかり持っています。