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「一点張り」とはどういう意味?使い...(続き2)

その彼女が「やっていない」と意見を通してくれたおかげで、先生に叱られずに済んだようです。

持つべきものはいい友なのかもしれませんね。

「一点張り」の類義語


それではここからは「一点張り」の類義語をご紹介していきましょう。

1.頑固

「頑固」とは自分の意見に固持し、他者の意見を一切聞き入れないさまをいいます。

このような状況は「一点張り」とほぼ同じ意味となります。

ただ「頑固」の方が付き合いにくい印象があるでしょう。

皆さんもあまりにも周囲の意見と足並みを揃えない人のことを「頑固者」と呼んだことはありませんか?

「頑固」は一度決めたら頑なな態度をとるからそのように言われるのでしょう。

2.従わない

「従わない」も「一点張り」と同じ意味を持ちます。

つまり、自分の言い分を最も尊重するがため自分以外の誰からの意見も聞き入れない、という態度のことです。

組織においてリーダーの言うことに対して従わない態度をとっていたら、その組織の統率はガタガタになってしまうでしょう。

3.反抗する

「反抗」とは指示や言いつけを守らず協力しない態度のことです。

大きくみたら「一点張り」とさほど本質は変わらないでしょう。

ただ、反抗の方が長期間に渡って相手にそういう態度をとり続ける印象があります。

よって、あなたご自身が社会に出たときはそのような人間に見られないよう努力する必要があるでしょう。

4.反発する

「反発」も「反抗」と同じような意味を持ちます。

ただ、「反抗」が長いスパンを指しているのに対して「反発」の方は短期間の、あるいは一時的なものという側面があるでしょう。

いずれにしても大きくみれば「一点張り」状況です。

周囲の和に合わさない部分は同じだということです。

5.素直じゃない

「素直」は自分の主張ばかりを通さず相手の意見も聞き入れて判断を急がないさまをいいます。

つまりは組織において上からの指示や任務を反抗せずに受け入れる姿勢のことをいいます。

「素直じゃない」は、この姿勢が全く逆なのですから「一点張り」と同じ意味合いになるということになるのです。

6.不服

「不服」は自分の考えや意見を認めてもらえず、不満や怒りの心情があふれている状況です。

「一点張り」になるときの心情と全く同じだといえるでしょう。

ただ、多くの場合、自分の「不服」を表したところで実社会においては黙殺されます。

「不服」は個人感情の最たるものだからです。

組織というところは多くの矛盾があるのは仕方ありません。

それに対していちいち「不服」や「異議」というものを申し立てても事の解決には至らないということを認識しておくべきでしょう。

7.聞き分けがない

「聞き分けがない」とは、他人の意見や言いつけを素直に受け入れず、自分の主張を押し通す状況ですね。

このような状況を体現してしまう人は幼児や子供に多いものといえます。

つまり多くの人間は精神的に成長すれば他者の意見や主張もある程度は容認して聞き入れるということだからです。

いずれにしても一点張り状況も「聞き分けがない」ということで一致します。