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「一点張り」とはどういう意味?使い...(続き3)

自己主張も大切ですが「個」を優先したいのか「組織」を優先させるのか。

よく考えて行動しましょうね。

8.意固地

「意固地」は「いこじ」と読みます。

これも自分の意見を譲らず他者の意見を全く聞き入れない状態をさしていいます。

まだ精神的な成長が未熟な人物によくみられるパターンです。

「意固地」も自分の意見の押し付けの一点張りです。

およそ社会性に欠けた性格といえるでしょう。

そういった意味ではまだ「一点張り」の方が可愛さがあるかもわかりませんね。

9.諦めが悪い

「諦めが悪い」も「一点張り」と似たりよったりの状態です。

つまり自分の意見に固執しすぎていて、周りの意見を聞かず和を乱してしまう結果になるからです。

ただ、諦めが悪くてもいつかは諦めがついて従順になるのが人間というものです。

そのためにも多くの経験を積んで自身の精神面を鍛えていく姿勢が求められますね。

10.しぶとい

「しぶとい」も協調性や和というものを乱す要因です。

こちらも自分の主義主張を変えようとしない行動です。

いつまでも自分の正当性を主張します。

議論の余地なしという点では「一点張り」と大きく似通ったものといえるでしょう。

一般的にここまでご紹介してきました「一点張り」の類語。

いずれも組織への順応性が乏しくリーダーを困らせる要因ばかりです。

現代社会は「個」の存在よりも「組織」の存在意義がクローズアップされています。

つまり企業においてものを言うのは、個人の力よりも組織がらみで協調し合って大きな利益を追求していく姿勢が求められているからです。

自身のどうしても譲れない部分も分かりますが、企業に所属する構成員であるならば何をもって貢献するのか。

そのあたりをじっくりと考えましょう。

「一点張り」の反対語

それでは今度は「一点張り」の反対語についてみていきましょう。

1.抵抗しない

「抵抗しない」は、すなわち従順で従う姿勢があるということです。

相手の意見や主張を素直に受け入れるつもりがあるということになるでしょう。

ただ、心から抵抗していないのかどうかは不明です。

表向きは抵抗しないポーズをとっているだけかも分かりませんからね。

ただ、いたずらに抵抗しても自分にとっていいことはないという事は、世の中非常に多いです。

抵抗しても何も始まらない、ということを学習しておくことでしょう。

2.従順

「従順」は相手の意見や言いつけなどに反抗せず大人しく全てを受け入れる姿勢をいいます。

一般的に世の中で人間関係を含めて上手にやっていこうと思うならこの「従順」という姿勢を会得するべきです。

相手に対してしつこい反抗心を燃やしても、いたずらに嫌われてしまうでしょう。

3.逆らわない

「逆らわない」とは、相手からの指示や言いつけに対して、素直に「イエス」と受け入れる姿勢です。