挿入歌やテーマ音楽を聞いただけで、そのドラマを思い出すような印象的なドラマってありますよね?
ドラマのクライマックスに流れる音楽がもし流れなかったら、なんの変哲も無いストーリーになるかもしれないほど、音楽って大切なんです。
ティータイムにはぜひ好きな音楽をBGMとして流してみましょう。
クラッシックでも、ジャズでも、Jポップ、波の音などのイメージ音楽でもなんでも、好きだと思える音楽がいいですが、日ごろストレスの高い仕事をしている人は、ティータイムには小鳥のさえずりや波の音など、リラックス状態を誘導してくれるようなヒーリング音楽で癒されてみてください。
24.ケーキスタンドにお菓子を飾る
食器のところでもご紹介したのですが、ケーキスタンドにお菓子を飾ってみましょう。
ケーキスタンドはホテルやレストランでよく見られますが、一般家庭で持っている人は少ないようです。
ティータイムの本場、イギリスでも一般家庭にはあまり見かけないものなのです。
優雅なティータイムのメリット
ティータイムをゆったりと優雅に過ごすことのメリットは計り知れません。
なんでも合理的に、スピーディーにすることが良いことだと、せかされたような毎日の中で、ティータイムを楽しむための手順や時間はまさにその逆です。
ストレス緩和
自動運転のように、頭で考えなくても次から次へといつも通りのことをしなければいけないことも多い毎日です。
心も自動運転されているかのように、感受性や感性を使わず、合理的に考えることだけが優先される傾向にあります。
自分が何を感じ、どう考えているのかということに向き合うことを忘れているかのような日常に、ティータイムは自分自身と向き合う時間を与えてくれます。
自律神経に交感神経と副交感神経がありますが、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキに例えられます。
現代社会では緊張や興奮することが多く交感神経優位の生活を送りがちです。
もっとリラックスすることが必要なのはいうまでもないのですが、リラックス状態、休憩しているときに優位になっている副交感神経ばかりのほうがよいのかというとそうではありません。
どちらかが100のときにはどちらかが0になるものでもありません。
悪者にされがちな交感神経は気管を広げてくれます。
気管が広がるとたくさん呼吸がしやすくなりますよね。
要は、どちらもバランス良く高めることができるのが1番です。
優雅なティータイムのために茶葉やコーヒーの種類を考えたり、カップ&ソーサや食器選びなど、リラックスするなかにも適度の緊張感を持って思考する時間を持つことが出来るのがティータイムです。
そしてゆったりとした時間に自分自身の心や体の調子を見つめられます。
そのときには副交感神経全開でリラックスして日頃のモヤモヤを綺麗さっぱり捨ててしまいましょう。
集中力が高まる
集中力は交感神経と副交感神経のバランスが上手く取れているときに力を発揮してくれます。
どちらが優位になりすぎても集中力は続きません。
ティータイムで日ごろのストレスを解放してあげていれば、いざというときに余計な力が入らずここ一番というときに実力を発揮しやすくなります。
緊張したときには深呼吸をしたりしますよね。
ティータイムはいわば、生活の中の深呼吸タイムです。
体にたっぷりの酸素を取り入れることで集中力が高まります。
自分と向き合う時間ができる
ティータイムの時間は余計なことは考えず、心身を休めてあげましょう。
何も考えるなと言われても、ついついあれやこれやと考えてしまうかもしれませんね。
そこで、ティータイムの時間に必要なこと以外は考えないようにしよう、と自分自身に約束をしてみるのです。
そうすると、今の自分が何にこだわっていて、本当は何がしたいのか、何が不必要なのかということがぼんやりと見えてきますよ。
いつもより優雅なティータイムで心と身体をリラックスさせよう!
疲れているとき、心がなんだか晴れないとき、忙しい日が続いてイライラしているとき、いつもより優雅なティータイムでリフレッシュさせましょう。
お茶やコーヒーハーブティーにはそれ自身に気持ちを鎮めたり、元気にしてくれる効能がありますが、優雅に過ごそうと意識した時間を作ることでさらに心身が落ち着いてそして元気になりますよ。