奔放そうに見られて、うらやましいと憧れられるか自分勝手だと陰口をたたかれるかは、その人のそのほかの振る舞いや人柄によるでしょう。
10.マイペース
そんな自由人な要素満載の美大生は、つまりマイペースなのです。
アンニュイな人もいれば奔放な人もいるでしょうが、基本はマイペースな人が多い傾向があります。
自分のペースが乱されると息が詰まります。
マイペースな人は自由に行動したり過ごしたいので、縛られるのを嫌います。
ところで、自由な人やマイペースな人は責任をとりたくないから自由でいたいと思われているかもしれませんが、そうとも限りません。
主体性があり自己責任がとれるからこそ、自由でいようとできるとも言えます。
自己責任がとれずに自分にも自信がなければルール通りに動くほうが無難です。
自分に本当に自信があれば自由さが増すとも言えますね。
11.自分が変わっていることを自覚している
美大生は人と足並みを揃えることに違和感を持ちます。
「あなたって自由人ね」「あなたってマイペースね」「あなたって独創的な発想をするわね」と言われることは美大生にとっては勲章です。
自分が人と少し変わったところがあるということを自覚していますし、そうありたいと思っています。
変人と思われるのには抵抗があるかもしれませんが、フツーの人というのにも抵抗があるはずです。
美大生は自分が専攻している分野に関しては人と自分を比べたり、競ったりすることはあるでしょうが、私生活に関しては自分は自分という態度を貫きます。
人の生活と自分の生活を比べて卑下したり優越感を抱いたりということがあまりありません。
劣っているとか優れているというのは芸術、美術面で感じることです。
12.人と一定の距離感を保つ
マイペースな自由人である美大生の人付き合いは、どこかクールな傾向があります。
冷たいとかいじわるとかではありません。
人と一定の距離感を保っているからです。
なぜなら、人に縛られることを不愉快に感じるので、ある一定の距離を保ちたいのです。
広く浅くという人間関係になりがちですが、それはあえて自分でそうしているのです。
また、性格によって人と一定の距離を保つということ以外に、美大生は忙しくまた、課題や自分がやりたいことが多いため、人と親密になりすぎると人付き合いに時間やお金を費やさなければいけないため避けているという面もあります。
それでもフレンドリーなタイプならどうしても人との親密な関係は起きてしまうものですが、美大生はどちらかというと一定の距離感を保つようにしているようです。
13.1人の時間が好き
常に誰かと一緒にいないと寂しくて仕方がない人、一人が好きな人、恋人や夫婦など特定の人とは一緒にいたいけれど、そのほかは広く浅くの人間関係のほうが好きだという人。
人間関係の好みは人それぞれですね。
人と親密になると、ラインやメール、電話、食事など、人と一緒に過ごす時間がどうしても増えます。
それを楽しいと捉える人もいますが、マイペースな美大生は一人の時間が好きなので、必要以上に親密な関係をつくらないようなところがあります。
しかし一人の時間が好きな人は人嫌いだとは限りません。
一人の時間が好きだけれど人間が大好きという人もいます。
一人の時間が好きな人は、一人で過ごす時間の自分が一番楽しいのかもしれません。
趣味や仕事や勉強など自分が没頭しているものがある時間が好きなのが美大生です。
また、美大生に限らず一人の時間が好きな人の中には、人間関係の刺激が苦手という人、自分が人に気を使うのも人から気を使われるのも苦手という人がいます。
そのような気を使う時間があるくらいなら自分が没頭できることに時間を費やしたいのですね。
もちろん対人恐怖症で、人といることに恐怖心を感じているような人もいますが、美大生が好む一人の時間はイメージしたり創作したり、または鋭気をチャージしたい時間なのです。
14.アイディアを思いついたら実践せずにはいられない
美大を選択した人たちは独創的な発想をします。