いい事に感謝をするのは、当たり前ですが、悪いことに感謝とはどういう事?と、疑問に感じていますか?それもそのはず、「穏やかな人」は悪い事が起きた時こそ、人の有り難みを感じて感謝が出来る人なのです。
誰しも生きていれば、いい事も悪い事も起こるものなのです。
しかし、それを「運が悪かった!」「最悪だ!」など、思いたくなる気持ちは分かりますが、その悪い事が起きてしまった時に、助けてくれた人の顔は忘れないでしょう。
「穏やかな人」は、そういった修羅場をいくつも踏んできて、人の有り難みが分かる人になっていったのかもしれません。
「ありがとう」は心の余裕
「ありがとう」と言われてイヤな思いをする人は少ないですよね。
また、小さな事にも「ありがとう」と言える人は、そんな小さな事にも気付ける優しい人なのかもしれません。
心に余裕のない人は、なかなか感謝する事も「ありがとう」を言える事も少ないのかもしれません。
そんな人は周りからは冷たく感じられる人だったり、有り難みを感じないワガママな人のように映るのかもしれません。
小さな事にも「ありがとう」と言える、心の余裕は大切です。
ありがとうという事が恥ずかしいのであれば、まずは、あなたの身近な人に「ありがとう」を言ってみましょう。
初めは照れ臭いかもしれませんが、徐々に慣れてくれば周りの人にも「ありがとう」と言いやすくなるのかもしれません。
9.イライラを減らすホルモン「セロトニン」を増やす
「セロトニン」って、言葉を聞いた事はありませんか?これは実は、「幸せホルモン」という神経伝達物質の一つで、安心感や幸福感にしてくれるもので、これらが欠けてしまうとうつ病を発症してしまったり、不安からの不眠症になったりしてしまうのです。
もちろん、不安感やイライラなどを抑制する効果もあります。
また、セロトニンの分泌は男性に比べて、女性の方が遥かに分泌しにくいようで、こういった事からも、女性が愚痴をこぼしやすくなるのも分かる部分があります。
しかし、現代はストレス社会も多いため、セロトニンの分泌や量産が追いつかず男性もうつ病や不眠症を発症してしまっているケースもよくあります。
さて、セロトニンですが、「トリプトファン」と呼ばれるアミノ酸が主原料となっているようです。
サプリメントも販売しているので、手軽に摂取する事も可能です。
また、飲酒をしているとセロトニンが分泌されにくくなりますので、出来るだけお酒は控えると効果的になります。
運動をする
また、セロトニンを分泌させるのに、必要な運動をすると、更に効果が上がります。
何かに集中したり、体を使って運動する事により、呼吸など一定の脈拍を打つ事を行うリズムにより、セロトニン神経を活性化することが分かってきています。
また、体を動かしたり、運動する事でセロトニン神経を活性化させることができていたのですが、最近ではオフィスワークや、会社内での仕事ばかりの為、運動不足を招いてしまい、結果セロトニン不足の事態に陥る可能性があるのです。
最近運動不足で、イライラや寝不足、また不安感などに襲われる事が多いのであれば、セロトニン不足だと思われます。
まずは、しっかりした食生活の元、運動不足を解消し、適度な運動によりセロトニン神経が活性化を図りましょう。
また、適度な運動で身体を疲れさせる事により、質のいい睡眠を取ることも可能ですので、運動する事はオススメです。
太陽の光を浴びる
また、セロトニンを分泌させるのに必要なのが太陽の光を浴びる事です。
朝起きて、カーテンを開けた光で目を覚ますのが、一番効果的だと言われています。
太陽光には、交感神経の活性化、また睡眠の質を上げてくれたり、セロトニンが分泌されやすくなります。
また、運動するのにコップ一杯のお水を飲んでから、朝のうちに運動するのが一番効果的だと言えるでしょう。
また、その理由としては、朝目が覚めるまでに時間がかかったり、また二度寝を防ぐ事や、朝起きてからの運動は腸内にも健康的だからです。
また、太陽の光もそれ程キツくないので、清々しい気持ちで運動する事が出来るでしょう。
また、朝の光を浴びる事で、脳が体が朝を知らせていると分泌物を流しますので、朝の運動は非常にオススメです。
大豆製品を食べる
大豆製品には、セロトニンに変わるトリプトファンが多く含まれています。
また、納豆、豆腐や豆製品、またお味噌などにも含まれている事が分かっています。
朝食を洋食から、和食に変えて、ごはん、豆腐入りの味噌汁、納豆、ひじきなんかにも含まれているマグネシウムからもトリプトファンが合成されやすいようですので、オススメです。
よく噛んで食べる事で、こちらも一定のリズムを刻む行動になりますので、セロトニン神経を活性化させる事に繋がります。