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天災とは何?20個の種類を詳しく解説(続き2)

人災の意味

「人災」とは人間の不注意・怠慢などが原因で被害を出してしまう災害です。

水害や地震が発生した場合の備えを疎かにしたり十分な設計を行わず手を抜いた作業で対策を講じたりしたものがそれにあたります。

ポイントは原因となる部分

「天災」と「人災」の見分け方は少々、ややこしいかもわかりません。

これは実際に被害を被った側と起こしてしまった側とで意見の相違が起こるケースもあるからです。

例えば記憶に残る三陸沖大津波。

津波による天災が多くの人命を奪った未曽有の災害として人々の記憶に残っています。

この災害の際、福島原子力発電所の防波堤の高さについての論議はいまだに決着がつかない事件として取り扱われます。

放射能漏れを引き起こしたのは天災か人災か。

自然災害が原因で起こった事故ですが、防波堤の高さをしっかり高くしていれば防げた事故でもありました。

桁違いの賠償金問題に発展してしまう人災。

原因のありかがこの問題のポイントになるのです。

天災の20個の種類の解説

それではここからは事前災害と定義づけされる20個の天災をご紹介していきましょう。

地震


地震とは、大地が四方八方にわたって揺れる現象をいいます。

この際の地震の規模が「マグネチュード」、その土地における振動の強さが「震度」と呼ばれています。

地球の内部にあるマントルの流れによってその上部に位置する断層にエネルギーが蓄積され地殻に変動をきたすもの、ということになるのでしょう。

科学番組などで仕組みや理論は聞いたことがある方も多いでしょう。

地震で困るのはいつ、どこで発生するかが分からない、ということです。

台風のように進路予想もできません。

規模も大きさも事前に把握できません。

だから怖いのです。

日本は火山大国であり地震大国です。

今後も地震への警戒は緩めることなく対策を講じていかなければならないのです。

津波

「津波」は海底地震によって引き起こされます。

海面水位が上昇し圧倒的な波の力が内陸部に襲い掛かります。

津波で記憶に新しいのは何といっても2011年に発生した東北・三陸海岸での大津波でしょう。

想像を絶する被害者を発生させた自然の猛威は、改めて天災の怖さを思い知らせされる羽目になったのです。

洪水

「洪水」は河川等の水位が上昇し、氾濫して陸地に水が溢れだす状態を指して言います。

一たび、河川が氾濫すると洪水の勢いは止められません。

大昔から河川の氾濫によって町や村落が大被害を被ってきたのは歴史の事実です。

近年は異常降雨の影響により雨量が増えて河川の氾濫・決壊が起こりやすい状況に陥っているのです。

豪雨


通常の降雨の常識を覆すのが豪雨です。

「ゲリラ豪雨」とも呼ばれ狭い箇所に集中的に雨を降らすのが特徴になっています。

都心部で豪雨が発生すると、あっという間に地面に水が溜まり交通インフラの麻痺をたちどころに発生させ都市機能をストップさせてしまいます。