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天災とは何?20個の種類を詳しく解説(続き3)

地球温暖化の影響は通常の雨を豪雨に変えてしまったのです。

豪雪

日本海側や山陰地方といった従来からの降雪地帯の雪の量が近年、半端ないレベルで上がってきています。

異常寒波の影響により降雪量が従来の常識を覆してきているからです。

豪雪に見舞われてしまうと交通機関がストップするほか、雪の重みに耐えられなくなった家屋の倒壊も起こります。

人家がある地域における3メートル級以上の積雪は安全に生活を送る上での危険信号となるでしょう。

暴風

暴風は以前から台風発生時に観測されてきましたが、近年は台風の威力が増大し、それに伴って雨や風の威力も増してきてしまいました。

暴風の基準レベルは風速18メートル級以上とされていますが、近年はその数値をはるかに超える風速のものが記録されています。

暴風の影響によりタンカーが関西国際空港の連絡橋に衝突してしまった事故も記憶に新しいのではないでしょうか。

台風

「台風」は大昔より日本を悩ませてきた天災の代表格です。

通常、夏から秋にかけて20個以上の台風が発生し我が国に尋常ない被害を起こしています。

ところが近年、台風の威力・勢力が年々大きくなってきています。

「スーパー台風」と呼ばれるくらいの超大型台風が年に数個、発生するようになっているのです。

台風の威力は何といってもその猛烈な風と雨による被害です。

暴風雨は洪水を引き起こし町や都市に甚大な被害を与えます。

また田畑も台風の被害により大きな被害を被ります。

この台風の威力が年々、強くなってきている事態をどうとらえるか。

人類の人知の試されどころでしょう。

高潮

高潮は台風などによって風速が強まることによって海面の高さが上昇してしまう現象です。

これが満潮時に重なってしまうと堤防を突破してしまい港や民家に被害を与えてしまうということです。

高潮は従来までの台風でも認められてきた天災ですが、近年の台風の大型化により高潮もその威力を増大させています。

台風にまつわる天災は複数に及ぶということを認識しましょう。

噴火

「噴火」とは火山が活動を始めた現象です。

一たび、噴火活動に入ってしまうとその天災ぶりは尋常なレベルでは片付けられません。

噴火による溶岩や土石流、火砕流の威力も強大ですが何より怖いのは噴火によって噴煙される煙です。

噴煙は風の流れに乗って遥か遠方にまで及びます。

噴火によってまき散らされる煤塵は人の気管支に侵入して様々な障害を引き起こします。

また太陽光が遮断されますし、煤煙によって都市部の交通機関にも想像できない障害が起こります。

もし、富士山が噴火してしまったら東京は壊滅的な被害を受ける、というシュミレーションも発表されています。

噴火は爆発する山の位置次第ではとてつもない天災となってしまうのです。

落雷

雷による天災です。

雷雲から発生した放電が地上の物体に落下して受ける被害です。

電圧にすると最大10億ボルト。

電流計算だと時に50万アンペアにも達するといわれています。

もちろん、人が落雷の直撃を受けたら即死です。