自然に多くの人に紛れて生きていきたいので、特別目立つ事や人前に出ることすら拒否したい気持ちになるのでしょう。
また、派手な服装や個性的なファッションについても目立つ事はしたくないので、地味な取り柄のないような服装をしているのかもしれません。
さとり世代は、目立つことや金銭的な事に関して、マイナスな思考になりやすいので、まずは物事を真摯に受け止められるようになる事から、始めてみましょう。
人前に出て演説をする、そんな大きな事はしなくとも、「着実にコツコツと、日々の努力で少しずつ周りに認められていく」そんな、存在にはなれるのではないではないでしょうか。
9. 物欲があまりない
物欲がなければ、もちろん「出世したい!」や「お金をもっと稼ぐようになりたい!」など思う事もありません。
また、物を買う楽しさや嬉しさなどもバブルの世代や他の世代の大人たちは物を買う喜びなどがあるものの、ゆとり、さとり世代にはハングリー精神ややる気などに欠ける部分も大きいでしょう。
物欲がありすぎるのも問題ですが、物欲が無さ過ぎるのも、それはそれで問題なのかもしれません。
また、お金を使う事に興味がなければ、将来保険や生活費などの金銭感覚をも欠けてしまう危険性があります。
物欲やお金の使い方をあまり知らないのも、実は非常に怖い事なのかもしれません。
10. 好奇心が旺盛ではない
あまり、自分以外に興味の無い「さとり世代」は、これまた「好奇心も旺盛ではない」のです。
好奇心がないのは、つまり外に興味がないので、それ以上の発展は見込めないのです。
なにか一つでも、自分の得意分野や好きな事、自信を持って出来る事があれば、そこに特化した何かが出来るはずなのです。
しかし、興味や好奇心が無いのであれば、なかなか情熱ややる気を起こす事は難しいのかもしれません。
まずは、趣味からでもいいので、何かに夢中になれる物を見つけてあげる事が大切なのかもしれません。
「さとり世代」は、そのような姿からも「やる気がない」や「冷めている」などのように見えるのかもしれません。
11. マイペースを貫きたい
さとり世代は、あくまでも自分のペースを貫きます。
周りが焦ってバタバタしていようが、周りがのんびりなペースになろうが、あまり関係がないようなのです。
マイペースを崩されることを何よりも嫌い、また自分のペースに持って行こうとするのも特徴かもしれません。
「このままでは、いけない」と、自分がどこかで気がつかないと、なかなか直すことすら難しいのです。
その気づきもいつになるのかは、分かりません。
とにかく、人に焦らされたり、お尻を叩かれるような事は苦手なのです。
また、マイペースを貫きたいと思っている他、非常に冷静な態度でもありますので、周りの人や上司はマイペースな上に焦る様子も見られな事から、さとり世代には、イライラしているかもしれません。
12. 夢は見ず現実的
足元をしっかりとみている「さとり世代」。
欲は無いのに、夢など見ずにかなり現実的な考え方は、しっかりとしているようにも映ります。
しかし、現実的な感覚やる気を考え方には、やはりバブル崩壊後の、不況の波しか知らないため、そこは現実的なのかもしれません。
また、インターネットなどの普及により、あらゆる事をいつでも場所や時間を選ばす調べる事が出来る様になったので、「待つ」という事や「忍耐」などの事が同時に苦手になってしまっています。
つまり、じっくりと待つ練習や我慢をする練習などの訓練をされてきていないので、好きな時に調べられる、知りたい情報をどこでも見られるという便利な世の中から調べ尽くした結果、夢を見ることを諦め、現実的思考へと移行していったのかもしれません。
13. 将来の目標は特にない
また、夢は見ずに現実的なところからも、将来の夢や希望すら考えられないのでしょう。
目標も特にはないため、競争心や負けない心、強さなども必要ないのでしょう。
将来の夢があるからこそ、頑張ったり踏ん張ったり出来る事を将来の目標やビジョンが無い場合には、なかなか伝えにくい事ばかりでしょう。