「何度やっても失敗するだろう」「自分には到底できないことだったのだ」「もとから無理だったんだ」など、一つの失敗から負の連鎖が広がって、思ってた以上に大きな傷口になりかねません。
一度広がった傷口はなかなか修復が難しいものです。
自ら傷を広げるようなことはせずに、傷を最小限におさえつつ、自分の成長に繋がる一歩を踏み出した方がよっぽど有意義でしょう。
失敗をいつまでも引きずらずに、これからの自分の為に前向きな姿勢に切り替える意識を持つことが重要です。
今の自分にはできなかったことでも、未来の自分は絶対にやり遂げて見せるのだ!…という位の気合いを入れて臨んでみてください。
そうすれば自ずと自分に足りないこと、やらなくちゃいけないことが見えてくるはずです!
3.自分の事を好きになろう
ここで、自分を「ダメ人間」と思っている人に質問です。
あなたはダメ人間な自分のことが好きですか?
他人であれ自分であれ「ダメ人間が好きだ」なんていう人は、とても少数派です。
誰だって、好きになる相手に理想があるように自分に対する理想というものがあるものです。
憧れている人、尊敬する人、目標にする人がいるという人も多いはずです。
それはライフスタイル・人間性・容姿など、あらゆる面が該当すると思います。
憧れてはいても所詮は憧れ…住む世界が違うのだ、人間としてのできが違うのだ、と言って目指しもしないで諦めではいませんか?
どうせなら、自分を磨いてその憧れへと少しでも近づいてみたいと思いませんか?
自分のことを、ダメ人間だなんて言う人は大抵自分に自信がなく自分を卑下するような言動が多いものです。
自分が好きか?と聞かれても曖昧な返事になるのではないでしょうか?
「ダメ人間な自分が好き!」と考えている人は、きっとこのページを見ていないはずです。
極論を言ってしまえば、スタートがダメ人間という評価であれば、そこからプラスの評価に変えていくことはそう難しいことでもありません。
スタートラインがマイナスなら、まずはプラスを目指すのみ!何も100を目指せとは言いません。
少しずつ少しずつ自分が「できるんだ」という自信をつけていけば必然的に自分にことを好きになっていけます。
4.ダメな自分をしっかり自覚しよう
あなたが自分のことを「ダメ人間」だと思う理由はなんでしょうか。
一度その原因となることから目をそらさずに向き合ってみましょう!
はじめに、自分の生活面と行動面を振り返りましょう。
自分のどんなところを改善したいのか、目標設定を明確にすることがポイントです。
「こんなに人になりたい」「こんな人にはなりたくない」という漠然としたものでも構いません。
目標にする人物が居るのなら、その人を研究して自分に取り入れられそうな箇所を真似てみることからスタートするのもいいでしょう。
目標が定まったら、マインドマップと呼ばれる物を作ってみるとよりやるべきことが見えやすくなります。
例えば「毎日必ず○○をする」と決めたとします。
そしたらその目標を紙に書き出してみましょう。
そこからあらゆる方面へ思考回路を働かせてみるんです!
例1)「毎日必ず○○をする」→「○○すると、こんなメリットがある」→「そのメリットが将来的に▲▲に繋がる」→「▲▲ができればこんなこともできる」
例2)「毎日必ず○○をする」→「○○しないとこんなデメリットがある」→「このままだと■■になってしまう」→「■■になるのはイヤだ」
…etc.その目標設定の先にあること、将来像が見えてくるとよりモチベーションも高まります。
今の自分を受け入れる
本当に自分自身に必要な目標設定を見つけるためには、着飾らないありのままの自分をまずは受け入れましょう。
“たられば”の理論は全てなげうって、現状を素直に把握して目標を立てないと結果に繋がりません。
身の丈に合わない大きな目標ではなく、背伸びしない今の自分自身に合わせたことからスタートすることが成功の秘訣です。
一つクリアしたら、また次のステージへと、着実に一つずつ会談を登っていくことで納得のいく未来が拓けることでしょう。