もし、これから新居に引っ越すとか、家具を買い足すという人であれば、家具の色を全体の雰囲気に統するとお部屋がすっきりとして見せることができます。
同じ個数の家具を配置しても、色がそれぞれ別々な時と、色が統一されているときでは、すっきり感が違います。
それで、もし今ある家具が明るいカラーであったり明るい木目調のものならば、ほかに買い足す家具も同じような色調にすると馴染みやすく、自然な感じで配置することができます。
ホワイトや明るい木目調のもので統一すると、空間は優し気でナチュラルな雰囲気になります。
もし、床がダークブラウンだったり濃いカラーであるならば、家具もブラックやダーク系のカラーを選ぶとシック重厚感のあるでかっこいい、モダンな雰囲気になります。
ただ、基本的に暗い色は小さく引き締まって見えるので、ダーク系のカラーで統一すると部屋が狭く感じることもありますので、小さい部屋にはあまり向いていません。
2. 人の移動のしやすさを考えて配置する
さらに、家具の配置を決める時には移動するときの動線を意識することも大事です。
入口がどこにあって、部屋のどこに一番過ごすことが多いのか、そこに到達するまでにどのルートを通るのか、ということを考えます。
その間に何か障害物のように物を配置してしまうと、それが邪魔でちょっとしたストレスになってしまいます。
レイアウト的には、かっこよかったりバランスが良いとしても、移動がしにくくなったり、一番過ごす場所が居心地が悪くなったりするなら、そこは自分の癒しの空間とはなりにくいものです。
やはり生活をする場なので、動きやすいとか、使いやすいことも大事にして配置しましょう。
基本的に人が通るのに必要なスペースは正面を向いて通るときは55cm~60cmが必要と言われています。
さらに、正面を向いて二人がすれ違うには110cm~120cm空間があるとよいようです。
3. 広く見えるようにあまり高い家具を置かない
部屋が狭い場合、その部屋を広く開放的に見せるためには、あまり背の高い家具を置かないようにすることもできます。
大きくて背の高い家具は、それだけで圧迫感がありそれだけで部屋が狭く感じてしまいます。
空間を有効活用するためには、背の高い家具を置きたくなりますが、そうするとお部屋が詰まったような感じになってしまうのです。
それで、背の低い家具を並べるほうが奥行き感があり、圧迫感が少ないので、ゆったりとした開放的な空間を作ることができるでしょう。
4. 壁に大きめの鏡をかけて部屋を広く見せる
部屋を広く見せるためのテクニックとしては、部屋に大きな鏡を置くことです。
鏡に映った部屋が奥行きを感じさせるので、狭い部屋も広く感じることができます。
壁に窓があると開放的になって部屋を広く見せることができますが、マンションのように部屋に一つも窓がないというお部屋もありますよね。
そうすると、その部屋には光が入ってこないし、全面が壁という圧迫感があります。
でも、そんなときに窓のように鏡を配置することによって、証明を反射させたり、お空気管を出すことができるわけです。
自分のメイクとかスタイルを確認するための鏡は配置しているよ、という人は多いと思いますがインテリアのために鏡を配置する、というのは新しいかもしれません。
でも、ちょっと狭いホテルやマンションなどの部屋を見学に行くと、よくこのテクニックが使われているんですよ。
5. 家具はなるべく壁側に全て寄せる
シンプルで開放的なお部屋にしたいなら、家具をなるべく壁側に配置するのがおすすめ。
家具を真ん中にドカンとおいてしまうと、それだけでいっきにスペースがとられてしまいます。
同じだけの家具を配置しても、全体を壁側に寄せるのと、真ん中にも配置するのとでは全然違います。
壁側にすべて寄せてしまえば、真ん中はフリー空間となって床が広く見えます。
この床がどのくらい見えているか、ということは部屋が広く見えるかに大きく影響し、床がまだらにしか出ていなくて少なくしか見えないと部屋全体が雑然とした雰囲気になってしまいます。
6. 奥行きがあまりない家具を選ぶ
家具は、できるなら奥行きがあまりない薄めのものがおすすめ。