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家具配置をシンプルにするための10...(続き5)

奥行きのある家具を置くといっきに部屋が狭く、圧迫感を感じてしまいます。

奥行きがあって、小さい家具を置くなら、その分奥行きがなくても大きい家具を壁にそって配置するほうが部屋全体は広く見えますし、すっきりとします。

7. 遠近法を利用し、部屋の奥に小さい家具を置くようにする

部屋に奥行き感を演出するために、部屋の奥に小さい家具を配置し、大きなものは手前に置くというテクニックもあります。

これは、平面のキャンパスに絵をかくときに、それを立体的に見せるために手前にあるものを大きく、奥にあるものを小さく描く、遠近法に基づいています。

これを家具の配置に応用すると、目線の方向に沿って家具を小さくしていくという方法になります。

そのように家具の高低差があると、奥行きがより強調されて、部屋の広さ自体は一緒でも、目の錯覚により部屋の奥までの距離を遠く感じることができます。

できるなら、一番奥に窓があったり、奥行き感のある絵を飾ったり、鏡を配置したりするとより効果が感じられますよ。

8. 家具の量は部屋の広さの3分の1くらいまでにする

さらに、部屋のスペースに対して家具が占める割合として理想的なのは3分の1と言われています。

つまり、部屋が6畳間であれば2畳分だけ家具を置くということです。

さらに、先ほどもふれたように、あまり高い家具を配置するとそれも圧迫感があり、シンプルで開放的な部屋にはならないので、できるなら家具は自分の目線よりも低い高さで、あまり奥行きのないものが理想です。

そうなると、おける家具の数にも限りが出てきますので、やはり必要なもの、大切なものしか持たないということが基本になってくるでしょう。

9. ごちゃごちゃしているエリアはパーテーションなどで隠す

生活空間には、小さい小物類などを置くスペースが必要ですよね。

でも、その小物たちがどうしても部屋をごちゃごちゃと見せてしまうわけです。

それで、ごちゃごちゃと細かいものが集まっているところはパーテーションなどで目隠しするとよいでしょう。

パーテーションとは間仕切りのことですが、木の素材を使ったナチュラルなものや、収納ができるパーテーションもあります。

植物を飾る棚をパーテーションとしてアレンジしたり、本棚をパーテーションとしてインテリアの一部として使うこともできます。

とにかく生活感たっぷりのごちゃごちゃしているを全開にして見せるよりも、ちょっとした工夫で空間に間仕切りを置くことで、おしゃれだし空間をすっきりと保つことができます。

10. なるべく物置やクローゼットの中に収納し、家具を増やさない

シンプルなお部屋にするためには、できる限りものを収納する必要があります。

つまり、家具の中に納まるくらいの物を所有することです。

物があふれていると、家具に入りきらずにそのまま棚の上に置いておく、ということがあるかと思いますが、場所があるからと言ってそのまま置いておくとやはりごちゃごちゃと散らかったような印象を受けてしまいます。

なので、物はできるだけ物置やクローゼットの中にしまい、出しておくのはインテリアとして限られたものだけにしましょう。

でも、物をしまうための家具がもっと必要だ!となっては、あまり意味がありません。

家具が一つでも増えると、それだけ空間は狭くなるし、どうしてもごちゃごちゃしてしまいます。

それで、スペースがあったとしても必要最低限のものしか置かないと決めて、家具も物もあまり増やさないようにするのが、シンプルで開放的な空間を作るために必要なんです。

家具を買う時の注意

きっと、お部屋のインテリアを考えている人の中には、新居などへの引っ越しを控えている人もいることでしょう。

そのような人たちの場合、家具も新しくこれから買うことになるかもしれません。

では、家具をそろえるときに注意しておきたいポイントをチェックしておきましょう。

1. 高い買い物なので慎重に、計画的に

家具を買うのって、とっても楽しくてワクワクすることですが、決して安いものではありませんよね。

値段的にもサイズ的にも大きなものなので、失敗してしまうと、部屋全体の雰囲気にも経済的にも大きなダメージを与えてしまいます。