それで、買い物をするときにはまず部屋全体のイメージや寸法をしっかりと図り、計画的に購入しましょう。
何をどこに置くか、何を入れるものが必要か、どのくらいの大きさなら収まりがいいのか、それらをしっかりと把握したうえで購入しなければ、実際に買ってお部屋に配置したときに思っていたよりも大きかったり、圧迫感があって失敗した、ということになりかねません。
家具というのは一度買ってしまってはすぐに取り換えることができませんので、慎重に、計画的にお買い物をして、衝動買いやアバウトな想像だけで買うことがないようにしましょう。
例えば、照明などを購入するときには、天井に取り付けるタイプは天井側に設置されている金具の種類によって、取り付け可能な照明が違ってきますのでそこのちゃんと確認していたほうが良いでしょう。
さらに、購入しようとしている家具が新居の玄関から入る大きさなのかもちゃんと確認しておきましょう。
実際に買ったものの、玄関からは搬入できなくて困ってしまったという人もいると思います。
入りづらいものをどうにかして入れようとすると、部屋の床や壁を傷つけてしまうこともありますので気を付けましょう。
2. 色や素材が合った家具で揃える
自分が気に入った家具でそろえたい、と思いますが、一つ一つの家具が気に入っていても全体の雰囲気として統一感がないと、ちぐはぐなインテリアになってその家具の良さが台無しになってしまうこともあります。
それで、家具を購入するときには色や素材感などをそろえることを意識するとよいでしょう。
色の系統が統一されていると、いくつか家具を置いてもあまり空間を邪魔せずに部屋を広く見せることができます。
例えば、カーペットですが自分の好きな柄やカラーを選びたくなりますが、そこでなんでも好きなものを買ってしまい、実際にお部屋に配置したらいっきに空間が狭く感じるようになった、という経験をしたことのある人は多いかもしれません。
カーペットって、床をどのように見せるかに大きな影響を与えます。
床が見えていればいるほど空間はすっきりと広く感じますが、もしそこに柄物の色の濃いカーペットなどを引いてしまうといっきに圧迫感ができます。
なので、部屋の広さと床の色、さらに床がどのくらい見えているのかに応じて、色の薄いカーペットがいいのか、それとも小さなポイントになるカーペットを置くことができるのか、判断する必要があります。
基本的には、床には色が明るく白っぽいものを置くと空間が広く見えますよ。
さらに、同じような色でも素材が違うと、部屋の雰囲気があまりまとまりがなくなってしまいますので、最初からお部屋のコンセプトを決め、素材感も統一して調和のとれたすっきりとした空間を目指しましょう。
3. リサイクルショップも要チェック
家具は高いお買い物なので、もし新品にこだわらないのであればリサイクルショップなども見ておくとよいかもしれません。
リサイクルショップには、意外ときれいなまだ傷もあまりついていないような家具が結構あるんです。
テーブルとか棚とか、きれいで物がいいアイテムを低価格で見つけることができるかもしれません。
もし、誰かが使ったものは嫌だという人は、リサイクルショップではなくてアウトレット品をチェックしてみるのもいいでしょう。
アウトレット品は、未使用品だけど型落ちしたものや訳アリ商品でお安く購入することができます。
4. なるべく小さく背が低い家具を買う
家具を購入するときには、たっぷり収納できるものを買いたくなるかもしれませんが、大きな家具を買ってしまうとあとで後悔することも多くなります。
お店ではそれほど大きく見えなくても、実際にお部屋に運ぶとかなり大きく感じることってよくあることです。
特に、高さは慎重に選びましょう。
部屋の天井にぎりぎりの高さのものを置きたくなるかもしれませんが、そうしてしまうと、どうしても部屋は狭くぎっしり詰まった感じに見えてしまいます。
ぎっちり家具が詰まっていて圧迫感のあるお部屋なんてリラックスできませんよね?
空間を開放的にしたいなら、なるべく小さくて背が低い家具を選ぶのが最適です。
もし、「小物が全部入らないよ・・・」となったら、その時はまた本当に必要なものと大切なものだけを残してあとは処分する、いいチャンスになるかもしれませんよ。