シンプルというのは、あれこれと飾らずにスマートにしたり、落ち着いた意味合いがあり、言葉自体は良い意味として用いられることが多いです。
一方で、地味という言葉はとにかく目立たず、暗い印象を与えます。
そのため、言葉自体もあまり良い意味で用いられることはありません。
ファッションの場面でも、「あの人はシンプルで落ち着いた服装だね」という言葉と、「あの人の服装は地味だね」という言葉では、かなり好感度が変わってきます。
シンプルなファッションの人は、決してダサくはありません。
どんなに悪く表現しても、せいぜい「無難」です。
しかし、地味なファッションの人は、ダサいことが多いです。
自分で地味だと自覚している人もいれば、地味をシンプルと下手に勘違いしている人もいます。
7. 年相応の服装をせず年齢不詳に見える
ファッションにおいては、年相応の服装をしない人もダサいと判断されることが多いです。
まだ10代なのに30代の女性の服装を真似してみても、周りから見ればいかにも「背伸びをしてちぐはぐな格好」に見られてしまいます。
また、40代なのに10代の子のような服装をしている人では、「ダサい」を通り越して「痛い」と周りからは思われてしまいます。
子どもでも大人っぽい雰囲気の人であれば、多少は背伸びをした服装をしても良いでしょう。
しかし、それで年齢不詳に見えてしまうと、どうしても実年齢との差が違和感となり、それが雰囲気として出てしまうため、着こなし方によってはダサく見えてしまいます。
また、いい歳をしているのに若者の格好にこだわる人は、その分気持ちが若い人が多いです。
しかし、気持ちと外見とは必ずしも比例するものではありません。
どれだけ精神年齢は20代のつもりでも、外見が40代では若者の格好をするのには無理があります。
しかし、本人は「似合っている」と自信満々か、「まだいける」と思い込んでいる可能性が高いため、なかなか服装が改善されることはありません。
ファッションは多くが自己満足ですが、周りに不快感を与えるセンスだと、周囲との人間関係にも悪影響が出てくるおそれがあります。
8. 方向音痴である
方向音痴とダサいとは、一見何の関係もないように思えます。
しかし、主に男性においては、大事な場面で方向音痴を発揮してしまうと、女性からダサいと思われてしまうことがあります。
例えばデートの際に、基本的には男性がリードすると思います。
あらかじめランチやディナーのお店をチェックして予約しておいたまでは良いものの、お店までの道のりで迷ってしまい、女性を連れて右往左往してしまうと、女性は「この人大丈夫?」と不安に感じてしまいます。
また、最近ではスマホのナビの機能も充実していますが、せっかくのデートでナビを片手に目的地まで案内するような男性は、女性からすればダサく見えてしまいます。
それがダサいことだとよく分かっている男性は、例え方向音痴でも、当日までに一通りデートのシミュレーションをして、お店の場所なども完璧にエスコート出来るように努力します。
しかし、それをせずにぶっつけ本番で道に迷いながら女性を連れ歩く男性は、「ダサい」の一言に尽きてしまうでしょう。
9. 好き嫌いが多過ぎる
好き嫌いがあまりに多過ぎる人も周りからはダサく見えてしまいます。
例えば会社の飲み会や仕事の付き合いでの食事の席で、「あれは食べられません、これもダメです」などと好き嫌いが激しすぎると、その場の空気も悪くなりますし、周囲がどれなら食べられるのかと気を遣う羽目になります。
また、取引先の上役の人と食事をする際に好き嫌いをしていると、最悪今後の仕事の取引にも影響が出てしまうことだってあります。
また、デートの際などには、女性の好き嫌いは男性にはわがままに映りますが、男性の好き嫌いは女性から見るとダサく思えてしまいます。
あれもこれもと好き嫌いをしている姿は、いかにもみみっちく、人間的にも器が小さく見えてしまいます。
ダサい人は、自分が周りからそう見られていることに気付いていないため、いつも自分の好き嫌いを優先させてしまうのです。
10. 軽過ぎる言動
言動があまりに軽過ぎる人は、「おちゃらけている」を通り越してダサいと思われてしまいます。