日頃から適当なことを言って物事を真剣に考えなかったり、ヘラヘラといい加減な態度で人と接したりしている人は、近くにいる人を不快にさせ、遠巻きにいる人からは「ダサいやつ」と思われてしまっています。
本当に物事を適当に考えているのか、それとも本心を隠すためにヘラヘラしているのかは本人にしか分かりませんが、誰が見ても頼りなく、ふざけていて軽々しい言動をしていると、周囲からの印象は悪くなってしまうことが多いです。
ダサい人の場合は、そのことにも気づいていないため、自分の言動によって自分自身をダサくしている自覚もまったくないのです。
11. 決断力がなく優柔不断
ダサい人は言動が軽くいい加減なだけでなく、優柔不断で決断力がないことが多いです。
普段は大きなことを口にしているわりに、いざトラブルに巻き込まれるとどうしたら良いか分からずにパニックになってしまったり、大きな決断を迫られるといつまでも優柔不断に悩んでいたりと、いざという時に情けない姿をさらすことが多いです。
私生活のみでなく、職場でも優柔不断な態度を取っていると、周りの人からはダサく見えてしまいます。
本人は自分のことでいっぱいで精神的な余裕がないため、周りの人からのそんな呆れや冷めた視線にもまったく気づくことはないのです。
12. マザコン、ファザコンで親離れしていない
男性ならばマザコン、女性ならばファザコンで親離れしていない人は、周りから見た印象もあまり良くはありません。
海外ではマザコンやファザコンは当たり前という考え方もありますが、それはあくまでも子ども自身がしっかりと自立した上で親を大切にしているため、自分たちの生活には何ら支障はありません。
しかし、日本でいうところの親離れできていない人は、自分一人では何を決断することも出来ず、少しでも困ると直ぐに親に助けを求めたり、または親がいつまでも子どもの私生活に介入してくるため、とても「自立した上で親を大切にする」という状態とは言えません。
男性のマザコンでは、行き過ぎると女性とのデートのシチュエーションや男性の服装も母親が決めるという話も聞きます。
また、女性のファザコンでは、付き合う男性すべてに自分の父親と同じような振る舞いや言動を求めることがあるため、男性が付き合いきれずに離れていくことがあります。
日本人は二十歳を過ぎれば立派な一人前の大人として社会から扱われます。
すなわち、何でも一人で自立して生活することが当然と考えられています。
それなのに、いい歳をしていつまでもマザコンやファザコンでいると、周りの人からは親がいないと何も出来ないダサい人と思われてしまいます。
13. 自分に自信が無い
自分に自信が無い人は、あらゆることに消極的で、他人の意見に流されやすいです。
また、自分に自信が無いために、アイデンティティを持っていないか、持とうとしないことが多いです。
本心ではマルだと思っていても、誰かがそれをバツだと言えば、自分の気持ちをころりと変えて自分もバツだと主張します。
また、自信が無いから常に周りの人の顔色や機嫌を伺っています。
しかし、だからといって上手に相手の機嫌を取ることも出来ません。
そして発言する時には、自信が無いから声は小さく、ぼそぼそと話します。
表情も暗いか、または他人を不快にさせないようにヘラヘラと愛想笑いを浮かべていることが多いです。
勘違いして自信満々な人も周りの人にとっては厄介な存在ですが、自分に自信がなくいつもおろおろとしている人も、周りから見ればダサい人に思えてしまいます。
14. 向上心がない
自分に自信が無いと、向上心もなく、物事をネガティブに考えてしまうことが多いです。
せっかく仕事を任されても、「ミスをして怒られたら嫌だなぁ」「きちんとやれるか自信がないから出来ればやりたくない」と悪いことばかりを想像して、チャンスを活かそうとはしません。
むしろ、チャンスをピンチに捉えてしまうことも少なくありません。
そのように後ろ向きの考え方で向上心がないと、何をしていても現状より良い方向へと進むことが出来ません。
しかし、当人はそんな自分の考え方がどんどん状況を悪くしていることには気づいていないため、気持ちだけは「どうにか良い方向へといかないかなぁ」と考えています。
自分で努力をすることをまず考えず、誰かや何かが自分の状態を良くしてくれるように望んでしまうのです。
15. 人の言いなりになる
ダサい人は自分に自信が無いため、人の言いなりになることが多いです。