確かに人の言いなりになっていれば、自分の意志で動いているわけではないため自信も何も関係ありません。
また、自分で何かを考えて行動しなくても良いため、楽だとも思えます。
しかし、本人が何の意志もなく努力もせずに、ただただ人の言いなりになっている様は、周りの人から見ればこの上なく「ダサい」ことでしょう。
例えるなら、学校で昼休みの時間に、数人の生徒の使いっぱしりをしている生徒を見ているような気持ちです。
暴力を振るわれているわけでもないのに、何の抵抗も反論もせずに大人しく使いっぱしりの立場に甘んじている人は、周りの人から見れば同情の対象ではなく、ダサいと思う対象になってしまうのです。
16. 八方美人である
八方美人も、ダサい人の特徴の一つです。
ダサい人の中でも、自分に自信がある人は、例えそれが勘違いだとしても八方美人になることはあまりありません。
むしろ、自己主張が大変強く、人に合わせることが出来ない特徴があります。
しかし、自分に自信が無い人の場合には、八方美人に徹していることが多いです。
自分に自信が無いため、自分の意見よりも人の意見に同調したり、合わせたりします。
また、自分のことにはあまり触れず、相手のことを持ち上げたり、褒めたりすることが多いです。
特定の相手だけにそうしているのであれば気にはなりませんが、誰に対しても同じようにしていると、その内周りの人たちからは「あの人は八方美人だ」と噂されてしまいます。
仮にその噂に自分で気づいたとしても、人に同調することしか出来ないため、噂を撤回させることも出来なければ、どうすることも出来ず、ただおろおろと悩んでしまうのです。
学生の頃にはよく見られることですが、いい大人になってもそれをしているようでは、周囲からはダサく映ってしまうことでしょう。
17. 人の真似ばかりする
人の真似ばかりするのもダサい人にはよく見られます。
一見、「人の真似をするのなら、ファッションセンスも自然と良くなるのでは?」と思えますが、実際のところはただ真似をしているだけでまったく本人に似合いのファッションにはなっていないため、ダサいことには変わりがありません。
例えば友達のファッションを見て「いいなぁ」と思い、それをそのまま真似してみても、友達との体格や髪型、顔つきの違いをまったく考慮していないため、ファッションだけが浮いてしまっている状態になります。
しかしそれに気付けないため、「何か違うなぁ」とは思ってもそれ以上の工夫もしなければ、似合っていると勘違いして自信をつけてしまうこともあります。
また、雑誌モデルの服装を真似るならばともかく、周りにいる人の真似ばかりしていると、真似される方は少なからず不快に感じることでしょう。
人間関係にも悪影響を与えてしまう可能性がありますが、当人はどこ吹く風でせっせと人の真似を繰り返します。
18. 自分はイケてると勘違いしている
人真似をするにしても、自分でオリジナルのファッションを考案するにしても、それが自分に「似合っている」と思い込んでしまう人は、そのまま自分のことも「イケてる」と勘違いしてしまうことが多いです。
そうして自分に妙な自信がつくと、言動や行動がいちいち周りを巻き込むようなものに変わったり、何かにつけて目立ちたがろうとします。
本当にイケてる人は、自分がイケてると思っていても、それをおくびにも出しません。
ファッションや言動には気を配り、極力ナルシストな部分を周りに見せないようにします。
そうすることで、余計に周りからは格好いいと思われることをよく知っているからです。
しかし、ダサい人は勘違いの末に、人からイケてると言われたいがために暴走してとにかく目立ちたがります。
派手な言動を繰り返しては、「こんなことが出来る自分はイケてる」とさらに勘違いします。
誰かが思い切り「お前はダサい!!」と断言でもしない限り、本人は勘違いに気付くことはないでしょう。
19. 自己中で全く気が利かない
自分がイケてると勘違いして自信のある人や、または自分にまったく自信が無い人でも、ダサい人はどちらも自己中心的で全く気が利きません。
前者の場合は自分のことをイケてると思うあまり、常に自分が中心で、自分のことしか考えていません。
周りの人を気遣うこともなければ、周りのために考えて行動することもないため、周囲の人たちからすればとても自己中心的で、気が利かない人物だと思われやすいです。
また、自分のダサい言動や格好で周りの人に不快感を与えていることにも気づいていません。