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ゆとり世代の部下から言われたムカつくセリフ10選。やる気にさせる方法も解説


上司と部下、その間に世代の違いはあるのは認めるものの、ゆとり部下の発言になんだかムカッとくるセリフも。

上司だって人間!セリフしだいでは、正直戸惑ってしまうことがあるのが現実。

思わず上司の心がザワいてしまうゆとり部下のセリフには、どんなものがあるのでしょうか。

この記事の目次

ゆとり世代の部下から言われたムカつくセリフ10選

ここからは、ゆとり世代の部下から実際に言われたムカつくセリフをご紹介します。

1.考えるのはダルいんで結果だけ教えてください

企画部に配属されたS君は、ゆとり世代で入社したひとり。

ゆとり世代は、楽をして結果を出そうとする人が多い。

S君にもその傾向が見られる。

「考えるのがダルいんすけど、先輩代わりにやってくれませんか」ということを、遠慮なく言う。

さらに「結果がわかればその過程はどうでもいい」と言わんばかりに、ネット検索でいち早く結果を求めたがる。

自分で紙の書類を調べて頑張ってきた上の世代としては、何となくカチン!努力もしないで、おいしい情報だけを求めたがるなんて・・・。

上の世代は努力した分、仕事のやりがいを得られることを知っている。

だからこそ同じように経験を積むことが勉強になるのに・・・と、オジサンは思っているよ。

2.言われなかったのでやっていません

ゆとり世代は、指示待ち族がかなり多いことを痛感しています。

職場の教育係としても、いろいろな点で気が抜けません。

特にゆとり世代の女子R美さんは、とにかく指示待ち。

「え?だって先輩それ言ってないですよね」と何回も言われたことがありますが、決して手抜きで教えているわけではありません。

「それくらいわかるでしょ」と、ゆとり世代に言うのは全く意味がなく、言われたことだけできれば、仕事が完了すると思っていることに気づかされたのです。

コピーひとつ取るのも、ここにセットして、このボタンを押して、こう!と細かく手順を教えないとダメ。

ホチキス止めするなら、前もって言っておくこと。

さらに「先輩~。コピー機動かないんです」と呼ばれて慌てて行ってみたら用紙切れ。(は?用紙くらいストックあるんだから交換してよ)と思っても、「変え方教わってませんし」と開き直るのです。

ちっとも自分の仕事が進みません!

3.がんばったって何にもならないじゃないですか

ゆとり世代は、努力という言葉とは無縁で生きてきている人も多いですよね・・・と話すのは、ゆとり世代を部下に持つY子さん。

順位をつけない運動会などが話題になったゆとり世代だけに、努力や競争をしたがらない部下に疑問を抱いている。

「がんばって仕事すれば結果につながるのよ」とY子さんが言っても「がんばるって何ですか?」「それをやったらお給料あげてくれるんですか?」などと言ってくるので、少々やっかい。

「結果は後からついてくるのよ」ではダメで、「今すぐこういう結果が出るからやりなさい」というほうがピンとくるらしい。

ただ仕事はすぐに実績が出るほど甘くないし、日々コツコツやることが、いい結果につながることも多い。

部下から「会社が倒産したら今やっていること無駄ですよね・・・」と言われたこともある。

リーマンショックなど彼らが育ってきた世代だけに、将来の希望を抱けない世代のようだとY子さんは悟っているそうだ。

4.先のことより今良いならOKでしょ

たしかに会社が一生面倒を見てくれるような時代は終わっていると思うものの、入社したからには会社に貢献してほしいと思うのも本音。

ゆとり世代の後輩たちのリーダーとなった中間管理職のSさんは、ゆとり世代には、現状維持で満足ととらえる考え方が多いと感じているそう。

Sさんは部下からこんなことを言われた。

「会社の将来がどうこうというよりも、働いた分が来月振り込まれることのほうが興味ある」と言うのだ。

会社の未来のために働くという考え方は、バブル入社組くらいで、お給料のために働いている人のほうが断然多い。

「先のことより、今!今でしょ」流行語も世相を反映しているといえるのではないかとSさんは思った。