とにかく何をするにも「自分が最優先」であろうとします。
仮に自分より先に誰かがいても、無視して前へ回り込んだり、何かにつけて文句を言ったりして、何だかんだと自分の方が先に行こうとします。
元からいる人の存在など、平気で押しのけて前へ出ていく図々しさも持ち合わせていますので、周りの人からすれば迷惑な存在になります。
もし文句を言われたとしても、常識が通じないため「何がいけないんだ」と言い返されてしまいます。
4. 甘やかされて育った
厚かましい人は、子どもの頃から甘やかされて育った人が多いです。
一人っ子であればもちろん、男兄弟ばかりで女の子が一人だけ、または逆の場合にも同じように甘やかされている可能性が高いです。
甘やかされてきた人は、大人になってからでも何でも自分のわがままが当然のように通じると思っていることが多く、また都合が悪くなれば誰かのせいにすることも多いです。
子どもの内はまだ可愛らしさが残るものの、大人になってからもそれではトラブルメーカー扱いされてしまいます。
5. 客観的に自分を見ることが出来ない
厚かましい人は、いつでも自分中心です。
どんな時でも、何をやっても「とにかく自分のことが最優先だ」と考えています。
そのため、いつでも主観で物事を考えることしか出来ません。
客観的に見れば、自分のしていることがどれだけ自分勝手で、また周りに迷惑をかけているのかが分かりますが、それが出来ないといつまでたっても自分のことしか見えず、成長も出来ないのです。
6. 自分は特別な存在だと信じている
厚かましい人はいつでも自分中心の考え方です。
育ってきた環境の影響も大きいですが、どんな時でも「自分だけは良い」と考えがちです。
その考え方は、口に出さずとも「自分は特別な存在で、他とは違う」と言っています。
だからこそ、人を傷つけることも、他人を押しのけて自分だけが前に出ることもまったくいとわないのです。
冷静に考えてみれば、どんな大富豪や芸能人でも、人間として見れば皆一緒です。
ただの一人だけが他とは違う特別な存在であるわけはないのです。
しかし、厚かましい人にはそれが理解出来ません。
7. 愛情に飢えている
散々甘やかされて育つと、いつでも周りの人間から愛されて、甘やかされることを当然と勘違いしてしまいます。
しかし、大人になるにつれて、出会う人たちのすべてがいつでも自分を特別扱いしてくれるわけではなくなります。
あくまでも、同じ人間として平等に見てくれるだけです。
それが厚かましい人にとっては不満に思えます。
「自分は特別な存在のはずなのに、周りの人から常に特別扱いされず、愛されてもいない」状態が、不満で仕方ありません。
いい大人になってからでも、常に人からの愛情に飢えて、自分を甘やかしてくれる人を見つけようとします。
8. 真の友達がいない
わがままで自分勝手、常に自己中心的な行動を取るため、本当の友達には恵まれません。
自分のことばかりで、他人を大切に出来ない人は、同じように他人からも大切にはされません。
自分の性格が本当の友達を作れない大きな原因であるにも関わらず、たちが悪いことに本人はまったくそれに気づくことが出来ません。
だからこそ、いつまで経っても真の友達が出来ない、いないのです。
9. 人の迷惑を顧みることができない
厚かましい人は、いつでも自分のことしか考えてはいません。