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教訓22選。先人の知恵を活かすため...(続き8)

人間は誰もが、自分に優しく、他人に厳しくなってしまう生き物です。

自分にばかり優しくしてしまうのは、自分の心が弱いからではなく、自分のことを守るためには必要なことなのです。

ですが、そのような態度では、人間関係を良くすることはできないでしょう。

誰だって、自分に厳しくしてくる人のことは嫌いです。

その人がその人自身には優しくしているところを見るといら立つでしょう。

せめて、自分自身も他人のことも公平に扱うべきですね。

できるならば、自分に厳しく人にやさしくあるべきです。

こうすることで、他人との人間界を築きやすくなると言うだけではなく、自分人の精神を強くすることができます。

高潔な人間だと言われることもできるのではないでしょうか。

21. 人生は一度切りだから、心ゆくまで楽しむべき

これは本当に「その通り」と言うような教訓ですね。

人生は一度きりしかありません。

どんな宗教に入っていても、来世を信じるタイプの人であっても、自分が自分自身でいられるのはこの一度きりなのです。

死んでしまえば、自分自身を保つことはできません。

だからこそ、この一度きりは思う存分に楽しむべきなのです。

一度しかない人生をどのように扱うかは自分次第です。

自分の人生だからこそ、誰に決められることでもなくしっかりと心行くまで楽しむのが一番でしょう。

いわば、人生は楽しんだもの勝ちなのです。

自分がしたいと思っていることを全てしてから死ぬのだという気持ちで、とことんまで楽しんでくださいね。

22. 自分のことを好きになってあげるべき

これは深い教訓ですね。

自分のことを好きになる、というのはある意味で一番難しいことかもしれません。

なぜなら、自分の失敗や欠点を目の当たりにしているのは自分自身だからです。

人に嫌われたこともあれば、どんどん自信はなくなるでしょう。

自分自身の欠点ばかり目についていては、精神的に不安定になってしまうこともあるかもしれません。

ですが、そんな中で一番大切なことは、自分自身のことを好きになるということなのです。

自分のことを好きにならなければ、誰もあなたのことを好きになってくれないと考えましょう。

一番よく知っていて理解しているからこそ、自分のことを好きになってあげましょう。

自分のことを好きになることができれば、何か失敗をしても落ち込みすぎずに済むことになります。

人間関係で嫌なことがあっても、死んでしまいたいと思うこともなくなります。

先人の教訓は説教臭いものではない!

いかがでしたか?
何世代前に同じように生きてきた人間の言葉は重みをもって受け取られるのではないでしょうか。

何世代も前の言葉は埃をかぶっていそうなものですが、同じように赤ん坊から老人までを生き抜いた人の生きた言葉であったことを考えると、そう簡単に古臭いと切り捨てることはできなくなりますよね。

まして、今の時代にも通じそうな言葉がたくさんありますし、教訓について深く考える時間を取るのも悪くないでしょう。

先人の教訓を見ても、すぐには自分の人生は変えられないかもしれません。

ですが、どこか自分の人生で違和感があったところを解決してくれる言葉を見つけたのなら、そのときには先人の教訓を胸に自分の人生に少し変化を起こしてみると良いのではないでしょうか。

身に染みる言葉を見つけたときには、それを人生の座右の銘とすることもできます。