彼女たちには、どんな特徴があるのでしょうか?
ここからは、したたかな女性として挙げられている特徴をご紹介していきます。
1. 自己中心的
したたかな女性の特徴としてまず挙げられているのが、自己中心的だということです。
自己中心的というのは…あまりいい意味ではありませんね。
自己中心的な特徴を持っている場合、執着心が原因となったしたたかな女性であることが考えられますよね。
執着心とは、譲れない拘りがあるなど、自分の欲求によるものです。
強い執着心を持っている場合、その自分の欲求を満たす為になりふり構わず行動するので、周りが見えずに自己中心的になりやすいと思います。
良い意味でのしたたかな女性の場合、自己中心的というよりは自立心があると言った方がしっくりきます。
ひとりの自立した女性として、自ら行動や発信ができる強さを持っているということですよね。
自己中心的というのは、単に自分勝手でワガママなだけ。
他の特徴もあわさって、したたかな女性に自己中心的という特徴が挙げられるのだとは思いますが…筆者は、自己中心的な要素がある場合は、したたかとはちょっと違うようにも思えます。
でも、世の中言葉の使い方には正解があって無いようなものなので、こういった女性も、したたかな女性として認識されているということのようです。
2. 野心家
野心家というのも、したたかな女性の特徴として挙げられています。
これは、男性社会を強く生き抜く力を持った、したたかな女性に当てはまる特徴と言えますよね。
野心家の野心の意味は、“密かに思い描く大きな望み”。
昔から女性は、自分から動いたり新しい何かを発信しよう!というよりは、男性に従い、サポートをする役割であるという考え方をされてきましたよね。
ですので当然、野心を持とうなんて考えもしなかったでしょうし、「男性より前に出てはいけない」と、野心を持つことも許されない立場なんだって…認識している女性が多かったと思います。
そんな考えが払拭しきれていない今、女性の野心家っていうのは「女らしからぬ」と思われてしまうでしょうね。
女性“なのに”野心家であるということがまず珍しく、野心家という特徴を持った女性は、したたかな女性だと言われるのだと思います。
またちょっと面白いのが、野心の、“野生の動物が、人に馴れ服さず害を及ぼそうとする心”というもう一つの意味。
“粘り強く、他の圧力に屈しない”というしたたかの意味とも、共通するものがありますよね。
野生動物が女性で、人が男性と捉えることが出来ます。
男性にも屈さず、時には牙をむく強さを持った女性なんて、したたかな女性をよく表わしていると言えるのではないでしょうか。
女性にとって野性的っていうのは褒め言葉じゃないかもしれないけど、社会に出たら男女は対等。
社会の中での野心家っていうのは、決して悪いことじゃないと思います。
3. すぐ損得勘定をする
したたかな女性には、すぐ損得勘定をするっていう特徴もあるようですね。
したたかな女性になった原因として挙げた“人に騙された経験”の中でも、損得勘定があると逆に、騙す側にも発展していくこともあると指摘しました。
物事を損か得かという側面で見る人は、その損得勘定で行動が左右されるんです。
だから、騙されると損。
じゃあ騙したほうが得!という方向転換をしやすいと思うんです。
もちろんここに、良心が加われば歯止めがかかると思いますけどね。
損得勘定をする女性の場合、計算高いという意味でのしたたかさとなるでしょう。
感情に行動が左右されるのが女性という認識がされるなか、計算で動ける女性というのはある意味強くも見えるのかもしれません。
でもこの場合に「したたかな女」と言われる時は、「卑しい女」なんて気持ちを乗せて発信されている可能性も大きいでしょうね。