草食系男子って言葉も、最近ではもうすっかり定着した感じがありますよね。
もともとこの言葉ってどこから生まれたんだろう?って気になってので調べてみたら、コラムニストの深沢真紀さんが生みの親だったんですね!今まで知りませんでした。
深沢真紀さんと言えば、フジテレビの情報番組『とくダネ!』のコメンテーターをしている人!なので、筆者もとてもなじみがあるし、結構好きなんですよね♪
ああいうコメンテーターの人って、意外と経歴とか知らずに見ていたりしますけど、やっぱり時代を読み解く力とか、言葉の表現が巧みな方がなるんだな~って改めて納得しちゃいました。
草食男子という言葉を作った人だったとは、今後は深沢真紀さんのコメントも、より楽しみになりそう♡
ちょっと話は脱線してしまいましたが…
草食男子という言葉の生みの親である深沢真紀さんは、草食男子を『恋愛に縁がないわけではないのに積極的ではない、肉欲に淡々とした草食男子』として定義づけています。
筆者は草食系男子って、字面でなんとなくでしか捉えていなかったので…調べてみると結構面白そう!
深沢真紀さんがこの言葉を生み出して以降、いろんな人が“草食系男子”について持論を述べていたりもしているようで、草食系男子への関心は年々熱を帯びてきているみたいですね。
草食系男子が急増中?
周囲の人から注目を集め、分析され…と、何かと関心が高い存在である草食系男子。
その草食系男子が今、急増中!?なんてことも言われています。
草食系男子の意味は、主に“恋愛に積極的でない男性”と解釈されていることからも、世間一般では、草食系男子が増え続けることを危機的状況だと捉える風潮すらありますよね。
つまり男性のタイプとして草食系って、とってもイメージが悪く捉えられがちなんです。
でも、元々の名付け親である深沢真紀さんは、草食男子をむしろポジティブな言葉として発信したんだそうですよ。
「女性をリスペクトでき、人間として対等に付き合える新しい世代の男性たち」を表わす表現として、“草食”を採用したのだそうです。
本当はいい意味で、Newタイプの男性たちがいることを、世に知らしめたかったんですね。
言葉が一人歩きするなんてよく言いますが、草食男子という言葉も、深沢真紀さんの思いとは裏腹な広まり方をしてしまったみたい。
でもキャッチーであり、パッとイメージの付きやすい“草食”という言葉が、今のような広がり方をしたのにも何となく納得しちゃいますよね。
筆者も、詳しい語源や言葉が生まれた意味は知らなかったけど、何となく「草食系男子ばっかり増えたら困るなぁ」なんて思っていましたから。
こと恋愛に関しては、決して積極的ではない筆者(女性)としたら、やっぱり男性のほうからガツガツ来てくれないとって思ってしまいます。
関係性を築く上では、本来の意味である“女性をリスペクトでき対等に付き合える男性”であることはとても魅力的だけど、恋愛に積極的じゃないと、そもそものお付き合いが成立しないのでは?って。
今や草食系男子は恋愛の積極性だけに留まらず、仕事やプライベートでの人付き合いなど、とにかく何事にも消極的で控えめなイメージが持たれています。
増えると困るのか。
それとも、今の時代の新しいタイプの男性として、草食系男子は有りなのか。
今回は、草食系男子を徹底的に調べてみたいと思います!
1. 増加の背景とは?
草食系男子の捉え方は人それぞれですが、増えているのは間違いなさそうなんですよね。
名づけ親である深沢真紀さんが感じたように、今と昔とでは、男性の性質や有り方は変わってきていると、筆者も感じています。
でも時代と共に、時代に添った性格に変わってくるのは、当たり前と言えば当たりまえのこと。
今はそのちょうど狭間の転換期で、戸惑う人もいれば、「今の時代らしい!」と受け入れている人もいるということなのかもしれませんね。
もともと草食男子という言葉が生まれた時、一緒に“肉食女子”という言葉も生み出されているんですよね。
女性の社会進出が当たり前になりつつある今、同時に、女性をリスペクトし対等な関係を築こうという草食男子が増えてきているのも、自然な流れと言えるのでしょう。
男性の価値観が変化しなければ、女性の社会進出だって有り得なかったはずですから。
そう考えれば深沢真紀さんの、『草食男子、肉食女子』と言う言葉は、今の時代を的確に捉えた言葉だったってことなんですよね。
時代の流れと共に、どんどん人々の価値観も変わってきている。
それが、草食男子が増え続ける理由でもある。
ではこの時代の流れの中で、どう草食男子が増えるに至ったのでしょうか?
草食系男子の増加の背景を、もう少し詳しく見てみましょう。